2012年5月31日木曜日

くいしばり

先程一ヶ月半毎の定期点検に歯科医へ行った、どこも悪いところありませんねとお姉さんが聞くから左下奥歯が痛むのですがと話すと紅いカーボン紙みたいな紙を噛ませて嵌合具合を調べてくれて均等に噛んでいるから当たりが悪いとかすり減っているところもない。目で見て痛みの原因は分からないが今まで右の上の歯茎がしみると言っていたからかばい過ぎて負担をかけすぎたのではないか或いは食いしばりが強いのかもしれないと診断した。
よく噛めば体重が増えないそうだから極端に丁寧に咀嚼している影響もあるかもしれないが寝ている間も歯を食いしばって浮世の荒波に耐えているのかもしれない。


枝豆の緑鮮やか初物に  枯沼

2012年5月30日水曜日

かわいそうなツバメ


これは近代文明の中に生活しようとすると我慢するしかないのだ。
久我山駅の南北二つの階段やエスカレターの脇に営巣しているツバメ、些細なことは無視して虫を集めなければ子供を養育していけない。
エスカレターの点検で気にして幼鳥に餌をやっていないが通常の流れで立ち止まり携帯で写真を撮るオバサマ達には気をゆるしているのは僻みか。
今夜はしたたたか飲みましてツバメさんにはご無礼しました。




つばめきてこそだてするやおなじやど  枯沼

2012年5月29日火曜日

鳥見が暇になりました

つい2週間くらい前まではキビタキ、オオルリ、サンコウチョウ、サンショウクイ、マミジロ・・・・などの夏鳥が来たよとメールが早朝からメールが来て朝食も食べずに飛び出したが今朝も公園へ出かけたがカルガモ二羽、カイツブリ一羽、ツバメ、シジュウカラ数羽に出会ったのみだ、あのにぎやかだった森が静まり返っている。
夏鳥は営巣地へ出発してしまい、もとの閑古鳥状態へ戻ってしまったからだ。留鳥も子育てに忙しく孵った雛に餌をやっている姿が見られる。夏鳥を見るなら山へ行かなければ見られないようだ、これから秋まで鳥見にとっては端境期でする事がなくなる無聊を託つ時で思い切って地方へ出かけてみるか。


あじさいや人知らぬうち咲き出して   枯沼



2012年5月28日月曜日

久しぶりの駅弁


娘が久慈へ日帰り出張した、久慈は津波で壊滅的被害を受けたから名物駅弁ウニ弁当は未だ再開していないだろうと思っていたら夜遅く帰宅した娘が名物駅弁が二つだけ残っていたと買って来てくれた。ウニの解禁が明日からとかで獲れたての加工品ではなかったがウニの香りが充分香り美味しかった。当分の間このような水産加工品は原料を他所から運んで来たら高くついて食べられないと思っていたが食べられた事が弁当再開という小さな復興と共にうれしかった。この辺りの名物ホヤはどうなんだろう、もうそろそろ季節だと思うのだが。
このように醤油で炊いた飯に蒸したウニを載せた非常に素朴な駅弁が好きだ、どうも包装が派手な創作とか新作は加工した食品が多く、どうも好きになれない。


アジサイや出番近づき色気増し  枯沼



2012年5月27日日曜日

最後は不忍池・上野公園・塔巡り

帰路再度蛇道を通り不忍通りを上野へ徒歩で向かった、動物園の裏側で特有の臭いの中を池のハスの新芽を眺め弁天堂へ到着した。ここまでが寛永寺の三十万余坪の寺社領だと解説してもらい彰義隊の戦闘で上野、谷中の台地がほぼ焼野原になった事を想像し西郷さんの銅像を見に公園の正面へ回りここで今回の谷根千巡りは解散となった。
その後はS師ご希望の隅田川に映る東京スカイツリーの夜景と東京タワーを見に回った、本来は神田の蕎麦屋で大宴会をやる予定があったのだが嗽程度になってしまい画伯には申し訳ないことをした。一日ぶらぶら歩き一万八千歩くらいだったが脹脛が昨日から少し痛んだが鳥見敢行。


   若い蓮水面芽をだし次を待ち   枯沼   
東京スカイツリー
東京タワー




2012年5月26日土曜日

根岸の蕎麦屋

S師に美味しい蕎麦をとのyuki70さんの配慮で根津神社入口交差点にある自家製手打ちそばを食すことが出来る蕎麦屋に行ったが時分時で常連客が多いのか不忍通りに面した表の床几で待たされた。お薦めの一品 ごぼう天蕎麦 を食べた、拍子木に切り下味がつけられた牛蒡を天麩羅にして刻んだ水菜とぶっかけにしたもの、旨い初めてだが手打ちの蕎麦の香りもよくお主なかなかやるわい。夕方一杯の当てにしてもよい牛蒡天だ、その他に酒の肴に良い品がありそうな感じであるが昼時の混雑では窺い知ることが出来なかった、一度日暮れに訪ねたい店だった。
入った時に出されたそば茶もうまいし蕎麦湯が濃くて香りがあり最後まで好かった、嫌いな待つた事を忘れさせた。


真昼間にアイス持つ子の影短か  枯沼

2012年5月25日金曜日

蛇道の鞄屋

谷根千めぐりは谷中墓地のある台地から愛染坂を下りて谷底の不忍通り根津神社入口交差点にある蕎麦屋で昼食を摂り根津権現へ行きました。日本武尊が開いたと言われ江戸の古い神社で徳川幕府の保護も厚かったようだ。参詣し再度対岸の大地へ戻るためへびみち(蛇道)へ入った、くねくねした路地は如何にも江戸の街といった風情で周囲にかばん屋の看板が出た仕舞屋風の家が何軒も見られた、その道を辿ると数軒商品を乱雑に山積みし観光客に販売している店も見られた。この辺りは昔は家内工業の街であったろう、古い旅籠も残っており外国人の宿として人気を博している事はたびたびテレビで紹介される。
この道は帰りに上野へ行く途中に再度通ったのでじゃどうだと言ったら同行者から下手なオヤジギャグだと言われた。


コンビニにもう並びおり夏の蕎麦   枯沼

2012年5月24日木曜日

この店の商売は

谷根千を見て歩いていると古い家が集まる地帯へ入った、子供の頃なら珍しくない店構えの今でも商売を続けられているらしい透明ガラスに商売名と苗字が書かれている間口の広い店がありました。
 この仕事は以前だったら家の軒に樋を作り付けたり、屋根をふいたり柱を巻いたり店先でバケツを作るなどもしていた。
 この店先のガラス戸に書かれている錻力の錻は当て字でブと読むように特別に作られた国字だと先ほど知った。ブリキも外来語でオランダ語が語源で、この商売が始まった頃は最先端の仕事だったろうと思ったが寺院など銅版で葺く作業があるからそうでもなかったかな。


新緑をガラスに映す古い店  枯沼

2012年5月23日水曜日

谷根千

予てより計画されていた谷根千(谷中・根津・千駄木)見物がS師の上京の機会を得て今日実現した。yuki70さんが地図を入れた資料を作ってくださり案内も引き受けてくれたので非常に分かり易く江戸、明治、大正の味、雰囲気が残る街を歩き回った。なかには戊申戦争の銃弾の穴が残る寺の扉、関東大震災、戦災にも無傷の町屋を見て江戸・明治の先人の墓所を詣でた。夏日になるとの予報であったが乾燥した涼しい風が吹く晴天、スカイツリーが行く先々から望められた。京都であれば、このような町屋は珍しくないが震災と戦災にあった東京では非常に珍しい、子供時代の戦災以前の生活を思い出させる一日でした。
S師の希望で隅田川の水面に映る昨日開業したスカイツリーと未だ存在価値がある東京タワーの夜景をお上りさんと一緒に見物して来ました。


江戸の事昨日の如き楠若葉  枯沼

2012年5月22日火曜日

カキの花


カキの花は梅雨の花だそうだ、ポトポト音を立てて落ちると書かれていたが、まさにその通りでアパートの駐車場へ隣家から張り出ている枝から盛んに落ちている。昨日気付いたのだが毎年同じ光景が見られたのであろうが全く気付かなかったかそれとも関心が無かったのか。
同じ木に雌雄異花が付くそうだが落ちてくる雌花は受粉せずに落ちるのであろう、全部果実が付くと大変な重さになり脆いと言われているカキだが秋になるとボキボキ折れてしまうだろう、それゆえ無駄花として落とすかな。このカキの花は夏の季語にもあり与謝蕪村は幾つかの句を詠んでいる。


みじか夜や浅井に柿の花を汲む   与謝蕪村
柿の花きのう散りしは黄ばみ見ゆ  与謝蕪村


甘柿と知って一面花撒くか       枯沼

2012年5月21日月曜日

うんざりでしょうが

 6:47
 7:00
 7:22
 7:24
7:27
7:29
 7:33
 7:38
7:48

金環が見えました


もう一生見られない金環日蝕を神様のご意思で見ることが出来ました。ピークは雲が出て
きれいに撮れなかった。


音立てて柿の花落つ蝕の朝   枯沼

2012年5月20日日曜日

躾か礼儀か

午後から用事で出かけた帰りの電車は各駅停車の高尾山口行きで殆ど客がいない、靴を履いたまま座席に上がっている幼児と母親のとなりに座った。子供が母親にリュックサックは前にとか変な事を言うねと言った、どうやら今降りて行ったお婆さんが電車のマナーをそれとなく言ったらしい。幼児の靴が座席を汚しているのを母親が気付いていない、お婆さんは電車の入口に貼ってある注意書きを読んだのだろう。
電車の座席前の床に目立つ線か会社によっては色を変えているが、それより足を出すと邪魔になるから出すなという警告サイン。
これとかリックを胸側で背負え、靴を脱がせろなどは以前は車掌が放送していたが最近は優先席での携帯使用注意しか言わなくなった、多分注意すると文句が来るからかな。


梅雨間近笑顔解説良き朝餉   枯沼



2012年5月19日土曜日

新装東京駅

永らく工事していた東京駅正面の足場がとれて全貌が現れた。バスの停留場の屋根がありパノラマで全貌を見ることは出来ない。中央の時計塔がある丸屋根を含め銅板そのものか似せて作られている屋根の色が少し濃いし赤レンガももう少し明るい方が素人の僕にはよかったし美しく見える、家人に聞いてみたら彼女も僕と同意見だった。或いは光線の加減かもしれないから軽軽に判断してはいけないが。この新しい駅舎に宮廷専用口は残されているのだろうか、馬車で皇居まで走る事は出来ないのだろうか。日の丸の小旗を打ち振りお見送りする事はもうないのだろうか。


嵐来て若葉むしられ試練かな  枯沼

2012年5月18日金曜日

型紙の展覧会

型紙


型紙は江戸時代に着物の柄を染めるためにデザインされた模様で柿渋を塗り固めた和紙に小刀で模様を彫りぬいて型としたもの、それがシーボルトにより西洋へ持ち帰られ世の知るところとなり幕末以降は型紙が買い取られ自体が装飾品となり、その後はデザインが英国、フランス、米国、ドイツで利用されアールヌーボ、アールデコに影響を与えた。
ラリックやティファニーの製品にも取り入れられ、最近再度見直され人気が出てきたそうだ。
何が凄いかといえば細かい和服の連続模様をきちんと彫り抜いており小紋の小さな模様はこの型紙で染められているのだ。型を切り出す彫刻刀がよく切れなければ細かい模様が切り抜けない。この時代の日本人の芸術性の凄さは世界一だったのだと改めて知った。
見なければ凄さが分からないでしょうから現在の和服の型紙をググりました。
  http://minagi.p-kit.com/page66484.html#link1


          
       吹く風に鳥肌立つや衣替え  枯沼

2012年5月17日木曜日

野鳥の天敵

写真は公園に常在しているアオダイショウですが最近神田上水でアオダイショウやシマヘビがよく見られます。野鳥の天敵は猛禽、犬猫、キツネ、タヌキ、ネズミが挙げられるが卵、雛を狙っているのがヘビでどうして巣があるのか分かるのか、いつの間にか忍び寄っている、神田上水は神田川として一級河川だがコンクリートで作られた河川で壁のところどころに小さな水抜きがあり周囲の雨水を川へ流しているのだろう、こう云うところしか住む場所がないけれど川でオシドリやカルガモが雛を孵すころになると出てくる、普段は何を食べて何処にねぐらを求めているのか分からないが賢いものだ。
以前だと捕まえられて蒲焼にされたり黒焼きにしたりしたが今の日本で食べる人はいないだろうし鬼の平蔵もいないし天国だろう、もっと増えてもいいはずだが餌や住処で制限されるのだろうか。


耳飾り幾つ吊るすか白きエゴ  枯沼

2012年5月16日水曜日

難聴

最近、携帯電話で話をする機会が増えてきたが、どうも人混みで話をすると周囲の騒音が入って来て聴き難い。
自分が掛けるときは場所を選んで掛けるから比較的問題ないが掛かってくる時は場所を選ばないから支障を来ししばしば失礼な事をしていないかとひやひやしている。
電話以外でも少し高音域が聞き取りにくいような気がする、鳥の鳴き声で高い音域で鳴く鳥が離れた場所で鳴いているのを聞き落しているようだし女性の声も離れていると聴き難い事がある。働いているときに騒音が発生する場所で継続してではないが働いていた事があるし中耳炎に頻繁に罹った事が早くから耳が遠くなって来た原因にあるのだろうか。
今後ますます話しが上手く通じないことがあるかもしれません、その時はご容赦を。


新茶飲み後味残る心地よく  枯沼

昨日掲出するはずでしたタンポポの綿毛です。

2012年5月15日火曜日

安い航空券

AirasiaからE-mailが時々来る、羽田、関空発クアラルンプールまで1万円、シンガポール12000円、羽田メルボルン12900円、リゾートホテル850円、その他の場所へも経由して行けるのだ、今話題の格安航空会社の案内で寝そべって行ける座席まである。5月20日申し込み締め切りで旅行期間は来年1月から5月と云うのが今来た。これまでも何回も来ており向こうで乗り換えて他の地域へも5000円くらいで行ける、思い切って申し込もうと思うが何だか踏ん切りがつかない。鳥見に国内を動くより断然安い、850円のホテルといっても悪いホテルではないようようだ。
一週間も逗留すれば熱帯の鳥も堪能出来るのだが。以前は時間があると何処かへ出かけたが現在は何が原因か知らないが踏ん切りがつかない、これが老化なのだろうか。


色香ともさみどり籠め新茶かな   枯沼


2012年5月14日月曜日

準備は出来たが天気はどうか

眼鏡と資料

今日の太陽
夕べ娘がこれを頂いたからあげると日食観測用の眼鏡をくれた、二か所へ買いに出かけたが置いてない。試しにコンデジのレンズに貼り付け光学式640mmにして観た。闇夜の橙みたいな球体が画面に出てきた、目がやられる事を考えてファインダーは覗かずデジカメさんにお任せした結果が写真の如く闇夜の橙 全てお任せでISO1600、シャッター速度1/80、f=8で640mmでした。コンデジ手持ちでしたからぶれぶれで。
拡大してみると5時の場所に黒点にしては少し大きすぎるかもしれないがもやっとしたものが観られる。来週21日が早朝から晴れてくれるとうれしい、肉眼用の眼鏡を一つ増やして写真を経時的に撮りたい。眼鏡の発売元の注意書きでは写真を撮るのに使うなと警告書きが袋にあった、当日写真を撮る方は注意ください真似して写真を撮る良い子は三脚を使いましょう。


衣替え巡査の服まぶしくて   枯沼

2012年5月13日日曜日

荷物の温度と汚れ

シャガ
以前から気になっている事、皆さんも多分お気づきでしょうが今青い糸の繋がりとか宣伝している運送会社は公園とか駅の近所、住宅街に荷物を満載した小型の無名のワゴン車を停めておき半日くらいすると青い縞の半そでシャツの運転手が来て移動させるか荷物を地べたへ下ろして別の車へ積み替える。いろいろな場所を変えてやるから地べたに段ボール箱などをおいているのが目に入るだろうし僕は気になる、先日はマークの入ったトラックが来て積み替えていた。
一昨日聞いたら、車を持ち込んで雇用されている個人下請ですからマークや社名がないのですと説明してくれたが会社の配送センターへ行かず途中で積み替える理由は聞かなかった。地べたに荷物を置くと汚いねと言ったら仕方がないのですと笑った。我が家で家人が定期的に買う栄養補助食品はこの会社が配送してくる、冷暗所保存と表示していても配送途中で真夏に半日とめられるて変質していないか荷物の底が汚れていないか気になる、皆さんも荷物の温度に気をつけるべきだ。
荷主の製薬会社や食品会社は荷物をそのように扱っている事を承知して依頼しているのか。


蚊と共にシャガ満開の木陰かな  枯沼

2012年5月12日土曜日

5月の雪

ムサシノキスゲ
北海道オホーツク海沿岸に雪が10cmくらい積もったとニュースで報道していた、中頓別に居たときは5月30日に庭の花壇のチューリップの花だけが雪の上に出ている、放牧した仔牛が凍死する大雪が降った事があった。32年くらい前の出来事で新聞に載る話題もない酪農の町は全国に報道され驚いた僕は東京へ報告したら北海道では珍しい事ではないと北海道出身の上司に一笑にふされた。
まだ温暖化が深刻に考えられず遠い将来気温上昇があると言われているくらいで零下30℃に頻繁に下がる頃だから有り得たのかもしれないが、この気温上昇が激しく顕著な時代でも5月に雪が降る事があるのだ、今朝の早朝鳥見はその影響か寒かった。


盗掘で残りさびしいキスゲかな   枯沼

2012年5月11日金曜日

最近の生活

サンコウチョウ

今朝も午前6時には家を出て鳥見に出かけた、朝食はバナナ一本と水一杯。現在は鳥見にとってかき入れ時でキビタキ、オオルリ、コマドリ、サンコウチョウなどが渡りの休憩地として一日前後休養しどこか営巣しようとする目的地へ飛びたって行くのだ。その休養中の腹ペコで貪欲に虫を食べている鳥達を眺めて写真を撮る。これにかかりっきりで何も他にはしていない、家では家人や娘から白い目で見られている、興味のない人間に幾ら説明してもきれいな羽の鳥の写真を見せても無駄というもの、朝は娘の出勤の身支度の邪魔にならないよう洗面台を使う、帰宅したら汗をかいた着替えを放り出さず脱衣籠に入れる、唯一のルーチンワークの風呂場洗いを忘れずにやるなど刺激しないように最大限配慮している。
先日までは本を読んだりラジオ講座を聞いたりしていたのが朝刊さえ読まなくなった、とにかく鳥を見て撮影した画像を取り込み一枚ずつチェックし出来栄えを見る、これで夕方までかかり夕食を食べて少しテレビを見て寝る、明日もサンコウチョウが来てくれるかあんじながら寝るの繰り返し。
梅雨入りすれば終わりになり秋の渡りまでは暇な生活に戻る。


青い目の鳥渡り来て僕の夏 枯沼


2012年5月10日木曜日

たけのこ

この辺りはたけのこの名所だった目黒から株分けされたのかモウソウチクが多く、長く伸び大きな太い筍を見かける。筍は地面から顔を出したら硬くて食べられないと聞くし産地の京都では早朝地面が盛り上がったような感じがする場所を掘って朝掘りたけのことして出荷するようだが微妙な感じで判断するのだろうが筍を商品として栽培している畑というか藪は写真のような竹藪とは違い落ち葉も殆どないのだろう。子供の頃の筍は半分竹になりかけているような大きくて分厚くて竹の繊維が分かるようなものだった、それでも今頃の味覚として喜んだし、竹の皮に漬けた紫蘇をはさみ折り返して嘗めたりした。
幅の広い竹の皮は肉や味噌などの量り売りの包み紙の代わりで防水なので都合がよかった。


はらはらと身振り払うか竹の秋   枯沼

2012年5月9日水曜日

大久保はツツジの里でした


僕が転校3回目の新宿区立戸山小学校は江戸期か明治期に大久保のつつじ園が付近にあり、その名残のツツジ園と迄はいかないがツツジが校門の脇に植えやられていた。今時分になるとそれと校章がツツジの花の真ん中に戸であった事を思い出す。明治期に三四郎さんもお住まいだった場所ですが最近の大久保から新大久保その先まで韓国租界のようで韓国の品物が売られ、婦女子が大挙して押しかけている。今ででも中国からの旅行者は日本国内で製造された 製品は品質が良いと買いまくっているのに韓国製品を買い出しに出掛けて来ている、我らが戸山小学校へ通った道は日本語がうまく通じない店が並んでいる、かっての級友は何処で商売しているのだろう。
心配するのは大久保と竹島は韓国固有の領土だと言われないかだ。


ツツジ咲く我が通学路韓の国   枯沼


2012年5月8日火曜日

キンラン・ギンラン

キンラン
ギンラン
この花たちが咲き始めると梅雨が間近になってくる、森の日陰の湿っぽい土壌に見つけると何やら懐かしいと云うのかほっとさせてくれる。この二種類の栽培適性な       ど知らないからいい加減な事を書いて訂正するはめになるといけないからやめにする。キンランは確か絶滅危惧種に指定されている、ギンランはどうなのか僕もそろそろ絶滅しそうになって来たが危惧は誰もしてくれない。
          
 生育場所は敢えて記載しません、絶滅を危惧しますので。


           キンランの花色濃くて雨香り  枯沼

2012年5月7日月曜日

ナンジャモンジャ

ナンジャモンジャの木の花
連休中は公園へ行かなかった、今朝は季節的にナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)の花が咲いているだろうと思い神田上水を遡った。案の定、井の頭線のガードの手前にある木で雪のように花が咲いているのが見えた。ナンジャモンジャとは関東地方でその土地に見られない大木を なんじゃもんじゃ と言うと電子版広辞苑に解説されていた、本名はヒトツバタゴで何処にでもある樹木ではないようで地域限定のようだ。花びらが細くて長くて純白で美しいが雌雄異株だそうだ、この木はどちらか分からない。
新緑に映える花と葉っぱだ、5月が来ましたと宣言しているようだし陸上トラックでは運動会をしており、これも季節的に良し。




子ら競う5月の光糧にして   枯沼

2012年5月6日日曜日

即席麺の食べ方

僕は比較的よく即席麺を食べる、袋に入っているノンフライ乾燥麺ですが付属に付いている粉末調味料は捨てます。乾麺を使って自分の好みの味に仕立てます、中華だし、鶏ガラスープ、ごま油、白だし、オイスターソース、四川豆板醤, XO醤、ごまペースト、刻み生姜、刻みネギ、牛乳をその日の気分で使うが刻み生姜やネギ、中華だしなどは常用し花椒、黒胡椒も多用しますし四川豆板醤も大抵入れて少し辛味を出すようにしています。
どのような味になるかはその日の気分で濃厚感を出す時は牛乳を少し入れて豚骨ラーメンの真似ををします。麺はスープが出来上がる直前に入れて戻します、僕は少し柔らかめが好きだから煮こむようになります。
即席麺を製造する工場も半年くらい製造管理したことがありますが工場の機械は全て日本製で小麦粉を大きなタンクに入れるところから始まり袋詰めまで一本のラインですが極めて合理的に考えています。鈴木百福さんとおっしゃる台湾出身の方が発明されたそうですが世界の食品ですになりました機械装置を含めて凄い発明ですね。
鈴木百福さんは安藤百福さんに訂正致します。


新緑や悲しきことをわすれさせ   枯沼

2012年5月5日土曜日

立夏

今日から暦の上では夏と言われる立夏だ、それに相応しい晴天、何日ぶりだろうか連休に似つかわしい雲ひとつ無い晴天。一周り年上の従姉を訪ねたが日焼けした赤い顔をした親子に駅で行き会ったこの日差しだと無理もない。太陽の位置から決めているから間違いないという言い方はおかしいけれど夏の初め、気温が高くビールが飲みたいが旧暦では閏3月15日だ。
夏鳥が沢山渡りの途中で一休みに来ているとメールで知らせが来ている、明日は出掛けてみるが目的へ向かって旅立っているかもしれない。暇でウロウロしているのは年寄りしかいないだろう、駅ですれ違う人々が貴重な連休に出かけているのだから邪魔しないでくれと目顔で言っているようだ。




青空や何も無い空底見えず  枯沼

2012年5月4日金曜日

矢車

近所のお屋敷(元農家)でやっと皐月の鯉を泳がす矢車がてっぺんについた竿を見つけた、残念ながらお 屋敷と云えども個人邸であるからカメラを向けるわけにはいかない。
中央線沿線や京王線や井の頭線沿線に麦畑が見られ、もう藁葺の家は見られなかったが鯉のぼりが青空に泳ぐのは見られた。子供が小学校へ通う頃はかなり泳いでいたが今や何処にも見られない、この元農家しか多分泳がせていないのだろう。
もう端午の節句や鯉のぼりは幻となったのだろうか。先程寄った百貨店の食品売り場で柏餅や粽を殆ど売られていなかった。粽は日本。
そう言えば花のヤグルマソウも久しく見ていないな、水道道路の向かいの畑にまだ残っているかな、畑自体の存在が危ない。


虹見えて皐月の空の代役か    枯沼


2012年5月3日木曜日

多項式の掛け算

夜来の雨は止まず水が溢れかけている川があると警告が出ている、こうなると鳥見以外に趣味のない老人は朝から寝るかテレビを観るかしかない。本を読むという手もあるが読む本が無く読み返したいものが思いつかず昼食後はテレビを観た。
家族は録り貯めた殺人事件を見ているはずが悪いけれど解らなくなったかもう一度巻き戻すと何回も同じ所を見て事件が一向に解決しない。
仕方なく寝室の小型テレビで高校講座を見たら多項式の掛け算はサラダドレッシングと野菜の関係でドレシングを野菜にまんべんなく掛ける事でとわざわざサラダを作ってみせる。
ドレッシング(酢+油)*野菜(キウリ+トマト)
酢*キウリ+酢*トマト+油*キウリ+油*トマトで実際には
(2x+2)(5x-3)=10x-6x+10x-6
=10x2+4x-6
と実演し解説してくれる教育放送も随分変わったものだと思った。
余談ですが
40-32÷2=4! のようなクイズがあります、小学生が4だと答えたそうですがもう忘れかけていますね。


菫咲くけやきの虚を鉢として     枯沼



2012年5月2日水曜日

誕生日プレゼント

夕食後居間へ来て自分のノートパソコンで何やらやっていた娘がお父さん何処かへ旅行しないかと聞いた。少し前に同じ事を言われたが急に言われてもと聞き流していたのだが航空会社のマイレージの期限が来て無効になりかけているからお誕生プレゼントにあげると云うわけだった。
自分で行けばよいだろうと断ったがさっさと台北往復を申し込み搭乗券を印刷してくれた、鳥見に行きたい場所だし友人達にも会って来よう。


何処にも鯉のぼり無く空寂し    枯沼




2012年5月1日火曜日

食パンの枚数

食パンの一塊を一斤と呼んでいたが今でも売買の単位なのだろうか、あまり買い物に行かないので承知していないが近所のスーパーやコンビニ、インストアべカリーでほとんどの食パンは6枚切り、8枚切りと切られて包装されている。インストアべカリーで特殊というか値段のべらぼうに高いのは何枚に切るか聞いてくる。僕が行く大抵の店では6枚でも8枚でも値段は変わらないから一斤を切り分けていると思っていた。今朝立ち寄ったコンビニでふと見ると食パンの切り分けた枚数で値段が違うことを見つけた。ちなみに6枚切り118円、8枚切り146円だったがこの値段の差は目方が違うのか薄く切るとロスが大きいのでロスを売価に転価してるのか。美味しければ安いに越したことは無いのだが。また何でこの様な事に気づいたか。


朝日浴びパン焼ける待ちツツジ咲き