2012年8月31日金曜日

Blue moon

2日ぶりのゴキゲン今夜は立山でした、駅を降りて猫の額みたいな夜空を見上げたら今月二回目の満月。
昔、ぶるーむーん ゆそみ すたんでぃんぐあろん・・・と上手に歌っている西洋の方がおいでで上手さに憧れましたが所詮音痴は音痴で晴れた空そよぐ風と聞こえるから止めろと独身寮で言われましたが、それにしてもこの歌は実に寂しい歌詞ですね。

秋月の機敏に動く哀しさは  枯沼

2012年8月30日木曜日

木に木を接ぐ

公園の通路に根本から2m余残して伐られた針葉樹、ヒノキみたいだが分からない切り株にしては長すぎるので丸太と呼ぶが、この切り口に風か鳥が運んだのだろう実生が生えている。
僕の背丈より長い(高い)のでどのように生えているのかよく見えないが次世代が出ていることは間違いない。普通の次世代は森や林で転がっている倒木から芽を出しているから大きく育っても地面に根がはれるが、これはどうなるのだろうか。元気に生えている大木から他の樹木が生えているのも見かけるが土台がしっかりしており倒れたり折れたりする心配はない、こいつはどうだ直径30cmあるかなしかの土台、朽ち果ててきたら次世代が育ち切れないうちに倒れたりするだろう、はじめから土台無理な話なのだろう。

秋蝉のうるさい声に哀れあり  枯沼


2012年8月29日水曜日

イネが実り始めた

これは先ほど出かけた柏の宮公園のテニスコートとほぼ同じ小さな水田、今年も出穂しているようだが網がかけられて手にとって詳しく見るわけには行かない。開花し上手く結実していれば積算温度も積算日照時間も8月で挽回しただろうから、この天候でデンプンをたっぷり貯めておいしい米が出来るだろう。この暑さが続けば熱帯原産のイネでも高温障害を起こすだろう、北海道でおいしい米が採れている所以だ。開花し結実しデンプンを貯める登熟期に嵐が来なければ最高だが水不足の今年は二百二十日或いは二十日に軽度の雨台風が来て欲しい。
ふと思った、この田圃の場所は神田川の北側の段丘で南向いている、この辺りは縄文、弥生遺跡が掘れば出てくる場所で新田渕という通りもあるところから古代から稲作が続けられて来た場所伝統あるところかもしれない。

八月は頭を垂れぬ稲穂かな  枯沼




2012年8月28日火曜日

今朝の公園の道

朝の林の中
今朝は少し早出して8時30分には上水沿いの林を歩いていた、吹風は涼しく樹影濃く陽は当たらず最高の気分。林の雰囲気としては初夏の頃北へ渡って行った南国の鳥が戻って来て帰国する時間調整か長旅へ備え身体を休めているのか林の中にいるようだ。今年は少し早いようだが渡りの季節が始まっているようで林で未だ完熟していないイイギリの実をついばんでいるのはムシクイの類のようだ、何時までいてくれるか分からないが霜が来る頃まで逗留し目を楽しませて欲しいものだ。

ムシクイや戻り食らう飯桐の実   枯沼

センダイムシクイ



2012年8月27日月曜日

クルマバッタモドキかな

水棲園の池端の未舗装の部分を歩いていたら古い木片だと思っていた物が飛んだので驚いた。
まさか此処にバッタなどがいるとは思いもしなかったから余計に驚き、とんだ先に目をやると汚い色をしたバッタがいた。意識してバッタがいると思わなければ分からない、極めて巧妙に乾燥した地面と保護色だ。実に上手く周囲の状況を掴めるもので鳥の餌食には動かない限りならないだろう。名前は検索してみるとクルマバッタモドキらしいが似たようなのが他にもいまして同定出来ない。これからは色々なバッタやイナゴが出てくるだろう、草原や田んぼのあぜ道を歩くのが楽しみなのだがこの辺りには無い。

ばった飛ぶ乾いた大地その色で    枯沼

2012年8月26日日曜日

秋刀魚

今年は不漁とかで一匹1000円から始まり500円、300円と旬に近づき少しは穫れるようで値が下がって来た。石巻の隣町に住んだ時は獲れたて一匹50円だったから毎日秋刀魚をたべることが出来た。先日家人が高いけれど秋刀魚を買って来て塩焼きにしてくれた、サンマを食べないで万が一が来たら大好物を食べ残して来たと言うだろうからと笑っていた。例によって頭と骨としっぽだけにした、内蔵が今年は特に美味しかった。秋刀魚は塩焼き、煮付け、刺身、すり身のつみれ、干物と缶詰のもうまい。ぼく流の煮付けは頭と尻尾を取り腸を出さず半分に切断し生姜、砂糖、酢、清酒、醤油、塩で煮汁をつくり圧力鍋に入れて30分くらい煮付けるだけだが美味しいです、10匹も煮ると毎日秋刀魚が食べられた。その石巻が大打撃を受けてしまい早い復旧を祈るのみ。

秋刀魚焼く煙きにする夕餉かな  枯沼

2012年8月25日土曜日

生生流転


 上水で見かけたカラスアゲハの幼虫と思われる幼虫が懸命に葉を食べている、今夏産卵され孵化したのだろう、順調に行けば秋までに羽化し産卵出来るだろう。公園につくとクサギでカラスアゲハが何頭も来ているが何れも羽根がボロボロではあるが未だしなければならない事が沢山ありまして往く夏を惜しむなんて風情はないと言わんばかりに飛び回り、時には行き会った朋輩と絡み合ったりしている。クサギに来ているこの黒いアゲハの類がクロアゲハだと思うのだが自信が無くなって来たがまさしく流転だ、生生流転と云うのでしょうかYUKIの部屋の主。

 涼が来る処暑求めさ迷いて 枯沼


2012年8月24日金曜日

今年もクリごと

此処から農産物が供給されます都との立て札があるクリ畑に青々とした棘のクリが大きくなり始めた、例年殆どが大きくなり栗色をした実が弾け地面に落下し朽ち果ててゆく。全く手入れがなされず放置され草が伸びるとごみ投棄されるので草刈りだけはされている。頭の良い地主さんは古畳を敷き詰め草が生えるのを防止しているが畳が入手出来ないのか少ない。全く手入れもしていないのでクリの害虫が繁殖し殆どが売り物にならないし自家消費にもならないと或農家の方が教えてくださった。山上憶良が詠んでいるように万葉の時代から季節の美味しくて庶民も口に出来た食べ物がむざむざと農業害虫の餌食になっていくのを見ると幼児期に食べられなかった思い出と共に残念で仕方がない、焚き火の焼き栗美味しかった。

めば 子ども思ほゆ 栗食めば ましてしぬはゆ いづくより 来たりしものそ 眼交まなかひに もとな掛かりて 安眠やすいさぬ/


栗の実や大きさ色がなぜ揃う  枯沼

2012年8月23日木曜日

同時刻同じ場所の景色

涼しい上水、蚊はいます。
18時50分の天気予報は東京タワーが入る東京の東部の風景を必ず映して始まる。
日没が早くなり今夜は夜景ではタワーは電飾され六本木のビルや周辺の建物に灯が入っている、時により夏の風景では花火が写った事もある。同時刻での変化は日没の違い、晴雨の他に空の同じ場所に光が点滅し画面の右へと移動しているのが見えるが真夏はほとんど見えていない。多分羽田空港へ着陸しようとする航空機が同じ高度を通過していくのだろう、日暮れが早くなると見えない日はどうしたのだろうかと思う。


柿の実が色づき始め鴉来て  枯沼

2012年8月22日水曜日

海賊と呼ばれた男

百田尚樹著(講談社刊)を午前十時から17時迄かけて読んだ、国岡鐵造という貧しい北九州出身で神戸高商を卒業した男が一流企業を断り小さな商社で小麦粉を販売するところから話しが始まりで資金を出そうと彼を見込んだ人の援助で独立し自動車の時代がくれば石油が売れる事に気づき、門司で漁船の燃料販売で実績を上げ個人商店でバックがないため妨害を公然と受け苦労を重ね、最後には石油メジャーとその意を受けた通産省などの役人や石油連盟にまで種々の妨害を受けた。日本国民の利益を第一に考えて商売し誰よりも安くのモットーがお役人にまで気に入られないし当時輸入されていた製品は低品質だったとは。戦前から戦後石油メジャーはオクタン価の低いガソリンしか販売なかったし製造法を教え無かったらしく戦後米国の航空燃料を入れて飛ばした日本の戦闘機は凄い威力を発揮したそうだ、この様なことが分かっていながら国民を騙した日本人がいた事を読んで知り悲しい。それでも頑張った人は出光佐三氏。
クライマックスは自社のタンカーで英国と紛争中で誰も買いに行かなかったイランへガソリンを買いにゆく苦労だ、経営者としてすごい決断をした、撃沈を恐れず乗り込んだ船の乗組員もすごい。今の日本では誰も出来ないだろう、この本がベストセラーで本屋によっては売り切れの理由が分かる。それは何の決断をしない、しても自分たちが有利なようにしか判断しない公務員と政治家とそれを批判出来ない企業のトップが多い現在、従業員を自費で教育したり召集を受けた従業員に給与を払い続け、お客のため安いガソリンを販売するにはどうしたらばかり真剣に考えた経営者の考え方は胸がすくし共感を覚えるから話を聞いて読もうと云う人が増えているのだろう。そして石油メジャーに日本が乗っ取られるのを身を持って防いだ民族英雄だ、どうして国民のためが通じない国なんだろうかと情けなく思う。

獲り手無くユズ青々と葉もおなじ 枯沼

2012年8月21日火曜日

心配の水不足

この辺でも殆ど雨が降らない、お湿り程度はあるが公園の植木に水を供給するほどは降っていない。公園は大きくても猫の額みたいなのでも舗装していないからカラカラに乾いておりお湿りの雨粒の痕跡が見られる。先週から困ったことだが大雨が奥多摩の水源地に一度降ってくれないか東京オリンピック前後の水不足が再来するのではと心配していたら夕方の天気予報で降雨不足を説明し天気図から見ても雨が降りそうもないと節水を呼びかけていた。オリンピックが開催されるからと故河野一郎氏が役人を一喝し短期間で朝霞用水路を開通させ本当に時の氏神だと思ったが現在はその様な事が出来る政治家は望めないから水が不足したらどうしたら良いのだろうか。雨が降るとの予報だが水源地も我が家も雨が素通りみたいです。

爽やかと言われし季節まだ遠し  枯沼

http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/suigen.html



2012年8月20日月曜日

大腸内視鏡検査結果(2)

先週受験いや受診した内視鏡検査検査結果を紹介してくれたかかりつけの医者様へ出掛け聞いてきた。5mmほどのガンモドキのポリープの組織検査結果は1をガンの疑い全くなし、5を黒とすると3でやや疑いあり、つまりガンモドキだそうだ。医者様曰くA先生が組織を採取した段階で全てむしり取れてしまったので今はありません。貴方はポリープが出来やすい質だから1年おきに検査しましょう。そうなんです初めて検査した時はマッシュルームみたいなやつが沢山あり取りきれず8月に受けて12月に再度取った経過がありガンモドキも何個かあったようだ、その瘢痕から再生しておらず瘢痕自体が素人目には消えかけていた。実は僕はもっと多数出来ていると思っていたが少なくて良かった、大きいのや数が多いと傷口が癒えるまで禁酒を言い渡されビールが飲めなくなるからだ、最初の時は一週間飲酒、刺激物の喫食禁止されたので困りました。

羽根擦れて短い命しまうテフ  枯沼





2012年8月19日日曜日

雑木林の酒場開店

たぶん少し前から開業していたのだろうが樹液の出かたから僕が見落としたと思われる。
しかし樹液が出ている樹木が少ない、昨年出ていた瘢痕はあるのだが乾燥している。この出る出ないはクヌギかコナラか知らないがどのような条件の時に出すのだろうか、夜間に見るともっと種類も数も多い昆虫が来ている。カブトムシやクワガタが来ている時もあったが今日はカブトムシの雄雌の食いちぎられた死骸が見られた、夜だとガが多く来ているだろう非常に楽しい場所です。東京近郊に雑木林が残っていた敗戦間もなくは容易に多数の昆虫が来ているのが見られたし
昆虫採集が出来た。

秋立てど驚かす風は何処を吹く  枯沼

2012年8月18日土曜日

井の頭公園に芋、唐茄子畑出現

緑化フェアーを9月末から始めるとかで公園の式典場周辺は緑化フェアーらしからぬ一夜城らしい建物が準備され、広場だったところにカボチャとサツマイモが植えられ67年前の井の頭公園は庶民の家庭菜園だった事を再現しているようだ、さもないと緑化フェアーにサツマイモ畑や先ほど高校生が準備していたがサトイモ、トマトを植え付ける理由が浮かばない。それとも一部を半永久農園にして農業を知らない少国民に教育する意図でもあるのか。当時とまるで違う体格と血色がよい農産高校の生徒が動員されて植え付けの準備をしていたが何故季節違いの時期に植えなければならぬか分からないようで戸惑った作業だった。
緑化フェアーとは戦後荒廃した山野に植林しようという趣旨で山や高原で植林するはずみをつける国家行事ではなかったかな、奥多摩で鹿に食われて困っている水道水源林でやればよいではないか。都内のめぼしい公園が連携してやるようだが、東京で出来なければパスすればすむ事だと67年前頃はどの公園にも芋やカボチャ、馬鈴薯、米麦などが植えれていた時代に育った僕は思いましたが。

芋の葉が揺れて止まれず赤とんぼ  枯沼

2012年8月17日金曜日

懐かしいおやつ

このドロップの欠点は蓋、一度固く押し込むと-ねじ回しとかナイフが必要なことで今でも同じだった。それからそーっとつまみ食いが出来ない、必ず蓋を取る音、中のドロップが缶壁と当る音がすること。もう一つは嫌いなフレバーの飴を選べない、先日懐かしさから買ってみたが嫌いな味が出て来ない。イチゴ、シソ、パインなどはフレーバーが悪くて嫌いだったが我慢した、きょうだい3人でおやつに一つずつと言われたら好き嫌い言ってられない、ドロップ一缶が子供にとっては非常な貴重品の時代が10年は続いたろう。高くて買えなかった事もある、インフレだったし父の勤め先は広告会社で宣伝は未だ夢で広告を出す人も少ない戦後の時代でした。
と云う訳で僕が食品製造工場で働きたいと思ったのはこの頃の体験からでした。さて懐かしいドロップは味が大幅に改善されていたが白色の薄荷味が昔と同じで1,2個しか入っていないのは以前と変わっていなかった。

物干しにトンボ飛来す夏少くな  枯沼






2012年8月16日木曜日

ハゴロモ



僕はこの写真の昆虫を優雅でみやびさえ感じ高貴な昆虫と思うが害虫、初めて見たのは小学生の時で某邸の庭木に数匹とまっているのを見た時は昆虫とは思えず木の葉だと思った。
よく観察すると蝶の小型のものかと思われたが羽根の形が違い何という種類の昆虫か分からずにいた。今のように図鑑があるわけでもなく簡単には子供には調べられなかった、誰に教わったかは思い出せないが樹木の汁を吸う害虫だとしったが優雅さの思いは変わらなかった。
正式の名前はカメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科アオバハゴロモです、どなたがアオバハゴロモと名付けられたか知らないが実に巧い名づけかたで天女の羽衣はセミの羽のように透けているとか言われるが極上の和服の質感そっくりだ。
集団で草むらにいる事が多いから実物をご覧ください、写真とほぼ同寸で羽の周囲を桃色に縁どられたおしゃれなこの季節の昆虫です。

バット音歓声聞こえ秋立ちて   枯沼

2012年8月15日水曜日

終戦記念日

今日は67回目の終戦記念日だ、今までこの日が雨天だった記憶が無い。終戦のあの日は夏雲が空に沸いて滋賀県蒲生郡南比都佐村の疎開先では米軍機が朝から乱舞しお昼に天皇陛下のラジオ放送があるから外へ出ずに静かにしていろと父から言われた、夏雲が純白だったのとロッキードP38が低空で見られた記憶がある。日本電報通信社(現在の電通)に勤務していた父は職務上知り得た昼の放送の内容による混乱を心配したのだろう名古屋から疎開先へ来ていた、ラジオのある農家に集まり殆ど雑音で聞こえない放送が終わり家に帰ると父から戦争に負けたから今夜から空襲が無くなるし戦争も終わると聞かされた。今夜から空襲が無くなる事がものすごく嬉しかった、名古屋東山では爆撃の地響きや爆撃され破壊されたり燃えたり、高射砲の破片の落下を体験し疎開先でも周囲の都市が空襲される音や響きを聞いて震えていた6歳の幼児、深夜起こされて急ぎ着替えて防空壕へ避難した眠さと食べ物の無いひもじさ・・・・。

午前中都心へ出てみたら全く過去の事は関係ない人々が楽しそうに歩いて飲み食いしていた。この67年国民が島国の中で自分たちの利益しか考えて来なかった役人と総評、農協、与野党の世襲政治家などに代表される戦後政治のツケが出て周辺国からバカにされなめられている国に、経済的にはギリシャになりかねないのを無視し税金、年金を考えない三等国民に自ら選んでなりさがった。67年以前は面と向かい三等国民と侮蔑した国々から仕返しを受ける事になったが守る兵もいない、来年の今日はどうなっているだろう。

戦いを誰記憶する銀座街  枯沼

格安航空券とホテル

暑そうに口で呼吸しているようだ
某格安航空から頻繁に格安航空券の案内が来る、今から申し込んで年末、来年に東南アジアや豪州へ旅行する場合、片道1,2万円でホテルが1000円以下というのもある。5万円あれば熱帯の鳥が観られるのだ。飛行機は国内線と同じくらいの狭い座席に海苔巻みたいに詰め込まれて6時間くらい我慢すれば着く。ホテルについては余り気にしていなかった、どうせ窓のない部屋かバスタブが無くシャワーだけとかの狭い部屋と思っていた。昨日来たホテルの案内を見てみたら部屋とベッドのみ、テレビやタオル、歯ブラシなどすべて有料なんでした、それを読まないでネットで申し込んで着いて見たら何も無い部屋に驚くなんて事があり得る。このホテルはチェーンでアジアの観光地にあるから洗面用具とタオルを持って泊まり歩ける訳だ。分かった事は安いとは、それだけの価値でそれ以上を求めるのは無理だという事。
しかし鳥見に行くのであれば寝られればよいのだから一度これを使って出かけてみるのかな。

秋たてど水辺の鴨は嘴で息 枯沼(写真とリンク)


2012年8月14日火曜日

福島からモモが届きました





福島の友人から注文外の品種 あかつき が届きました。モモは家人の大好物で旅行を好まない彼女の慰めと思い別品種でこれから熟す 川中島 をお願いしています。(少し桃の宣伝)
箱を開けてみるとビラが出て来た、放射性物質の緊急検査をしたが大丈夫だという福島県知事の証明書で裏面に放射性物質と測定結果が地域及び農家名と品種毎に行っている検査結果が記載されているが自宅で印刷するのも大変だ。
僕は70歳を超えており原子炉の前に行かない限り少しくらい高濃度の放射線を浴びても発症する頃はお迎えの頃か天命で浴びたことが引き金になってお迎えになるだろう、旨いものを食べ飲み落語の江戸っ子の蕎麦喰いと自慢する人みたいな我慢はしたくないのでお世話になった東北をひたすら応援している。
高い費用を払い地域別、農産品別に検査をして一箱毎に証明書を添付する作業は出荷時期があるから大変な作業だろう、大変気の毒でご苦労と言わざるを得ない。

桃の実はベクレル知らず馥郁と 枯沼
裏側
              




2012年8月13日月曜日

やっと治ったPCの誤作動

毎日、文章を打ち込むPC、文字を打ち込むと途中でカーソルがとんでもない所へ飛んだり、変換しなかったりltuと打ち込んで「っ」とかriで「り」を書きたいのだがltと打った段階でカーソルが消えてしまう。最近発生頻度が増えBlogを書くのが面倒になっていた。FMVの故障や不具合の事例を検索したり事例集に書かれている事をやって見たが効果が無い、今朝検索をかけていたら僕と全く同じ事例の質問が出て来た。もう一月以上原因を探って来たのである程度見当がついていたが、どう解決したらよいか分からなかった。
タイピングする時にタッチパッドを挟んでパソコンの両端に手首をついてキーを叩いているが検索したQAAではタッチパッドに洋服の袖が触っていないか、そしてパッドの感度を落とせばよいと。
僕の場合は手首がパソコンのケースに圧力をかけているからパソコンのケースがひずみ特定の文字や場所にカーソルが来た時に左手を浮かすのでタッチパッドを触らずとも微妙に圧力の変化を受けて誤作動すると判断しコントロールパネルを開きマウスを使うときはタッチパッドを切るにクリックを入れてから書いているが一度も誤変換やカーソルが飛んで書いた文章へ入り込む事が無くなった。昨日までは何回読み直しても意外なところへ文字と共に飛び込んだカーソルの仕業に気付かず公開してから一字消した事が数回あったが今日からは僕のミスだけでしょう。

網を持ち親子歩くが虫おらず   枯沼



2012年8月12日日曜日

セミが刺す

台湾のセミ
泌尿器科へ内服薬を処方してもらいに出かける途中でアブラゼミが道路に落ちていた、拾ってみると少し柔らかく今朝羽化したようだ。後ろから小学生の声がするので歩を止めセミをあげようと声をかけると奇声を発し僕を取り囲んだ。誰も取ろうとしないので再度あげると言うと女子が手を出した。周囲の6年生くらいの二人の男の子がヤメロ刺されるぞと叫んだがしかし女の子の手に載せてあげた。僕はこのアブラゼミは刺さないと彼らに言ったが絶対に刺すと言いつのる、女の子は大事そうに持っているのでそのままにして駅へ向かった。現在の小学校の理科の時間では生き物について教えないのだろうか、それとも子らは知っていてわざと刺すと言い続けたのだろうか、理科に興味が無い子が増えているらしいが今日の事は関係あるのかな。
余談ですが我がかかりつけの医者殿はみなさん月遅れのお盆の頃は開いておいでで前後に休まれる。目下から14日までと再度20日以降月末までが休診です。

盆休むビラあり朝の飲み屋かな  枯沼


2012年8月11日土曜日

荻外荘(てきがいそう)

日本近代史で非常に有名な近衛文麿首相の私邸荻外荘が荻窪駅の南方にある、しかし現在は子孫の方がお住まいで公開されておらずひっそりと静まり返り往時に何があったか分からない。
これを書こうとてきがいそうと打ち込んだが荻外荘と一度で変換されなかった。近衛元首相が自殺し戦犯をまぬがれてから世の中は必要としなくなったのだ。西園寺さんが近衛さんが購入した時に てきがいそう と僕に言わせれば非常にお洒落な名前をプレゼントした、西園寺さんの博識が偲ばれる。現在の屋敷の名前は西欧化しカナ書きだ、命名者の意図も分からない何語かも分からない名前は嫌いだ我が家からして。それともなんとか荘と漢字書きをつければ戦後流行った木造二階建てのアパートと称する建物と区別がつかず廉価な建物になるのか。僕も自分の家に沸鼎書屋とでも性格から附けたいが土台無理な話し。

小学のプール賑やか夏未だ  枯沼



2012年8月10日金曜日

大腸の中

昨日大腸の内視鏡検査を受けた結果は過去のガンもどきを切除した跡も再生したりする事もなく老化と共に大きかった瘢痕も分からなくなっていた。新たにポリープが一個出来ていて標本採取したらポリープがちぎれてしまった。大腸の中をモニターで見ることが出来、焼き肉のモツそっくりで下剤できれいに洗われており解体処理して直ぐに食べられそうだ。写真に撮り検査結果を説明してくれた結果では異状はなさそうで1個摘み出したポリープの検査結果を待って正式判定が出るが約10年前のような大きくて変形したガンモドキは無かったからまあ大丈夫でしょう。
腹黒い内部写真が未着でお目にかけられず残念です。

乱雲と高さ比べて昼の月   枯沼

2012年8月9日木曜日

セミの抜け殻さがし

セミ幼虫がはい出した抜け穴


ヒグラシやツクツクボウシまでほとんどのセミが出そろいニイニイゼミが姿を消す季節となり町内会の掲示板などにセミの抜け殻探しとかセミの羽化観察会などのお知らせが見られる頃になりました。近くの寺の境内へセミの抜け殻を探しに行ったが一個も見つからなかった。地面にセミの幼虫が抜け出した穴は開いており頭上でアブラゼミが鳴いているから羽化しているに違いないのだが無いのだ。掃除が行き届いておりきれいに掃かれて松葉一本落ちてないほど徹底しているから掃除の途中で見つけたら取り除くのか、夏休みの宿題にセミの抜け殻の数と種類を記録している子供が証拠に採取していくのだろうか。
旧甲州街道沿いの公園は抜け殻が沢山見つけられる場所で鳴いているセミは少ない、今年は未だ行ってないので見て来よう。

秋たてどかぜ音もなく暑さあり  枯沼
                

2012年8月8日水曜日

もうススキが

先日散歩に荻外荘と太田黒公園へ出かけた、それについては後日書く事にして庭木を販売する大きな園芸店の裏に畑があり、その道路端のススキがもう花を咲かせていた。今年は7月末まで涼しく積算日照時間と積算温度が低くこの一週間の驚異的暑さで取戻したのだろうか、それとも早生なのか立秋数日前に開花して秋に間に合った格好だ。今年は既にハギ、キキョウ、オミナエシ、リンドウを見ており植物の一部では秋がもう来てしまっているのだ。しかし旧暦では6月21日まだ真夏でして今日は飛び切り涼しいが明日からは暑さが続くようで秋が来たと風の音に驚かされる日は先のようで、そうならないと米の出来に影響する。大豆、トウモロコシなどが干ばつで不足が報道されている昨今コメくらい豊作になり食物不足を回避して欲しい。
いま一つ疑問がわいた、ススキは禾本科植物でイネとは親戚のはず、ススキにコメもような実のついたのを見た事がない、どなたかありますか?


咲くススキ武蔵の国の末裔か  枯沼

2012年8月7日火曜日

大腸内視鏡検査

大腸の内視鏡検査を明日やる予定で掛かりつけの医者様を通じて近所の検査の出来る医院を紹介して貰い胃の内視鏡検査を含めて3,4回になる。先日当日飲む下剤と前日の昼と夜の検査食などの荷物がが届いた、前回はGの検査食で風味が劣化して不味かったのを医者様が覚えていて中の手紙に他社の検査食に替えましたと書かれていた。軍隊のレーションのようになっていてレトルトパウチの袋が3個とクラッカー入りの小さなアルミ袋、昼と夜と区別しやすいように色を変えて印刷され昼はやさいクリームシチューとクラッカーで夜はそぼろ大根煮と鶏雑炊を食べる事になりました。
家人が僕は食い意地が張っているから、新しい食べ物を見ると検査食でも嬉しそうな顔して見ていると笑う。職業柄と言って欲しいものだが僕が開発した非常食は評判がよく売れているそうだがこのレトルト製品と同じで人様の災難の時に評判が良くても何か喜べない。
昼になったので昼食をいただいてみます。

風の音のそよともせずに秋立ちぬ   枯沼

2012年8月6日月曜日

家人とオリンピック


家人が今夜は日本とどこどこの試合見るから遅くまで起きていると言うからそうしたらと言って僕は寝てしまった。0時過ぎに帰宅した娘との会話が聞こえないのでおかしいと思い寝台を見るとよく寝ている。夜中に起きて見たのかと聞くと日本が負けるのを見るのが怖いから止めたと。
朝から中継録画を見ているが頻繁に切り替えるので聞くと日本が負けそうな試合や強そうな相手だと換えるのだと、だいたいは勝つた試合を選んで見ているようだ。
もう70を過ぎているのだが未だ小学生見たいな事をいっているのが可笑しい。


屋敷林幾つ過ぎてもセミ鳴かず   枯沼

2012年8月5日日曜日

当世爺談義

クズの花
一緒に働いていて今年定年退職した男のご苦労さん会を開くつもりが話の行き違いで本人と彼と話しを取り次いだ人の3名が畑と水田の田園風景が変貌し高層ビルが並ぶ郊外都市の駅ビルに集まった。午前中から飲み放題の焼肉屋へ入り話しだした、話題は仲間上司の消息、病気や身体、両親や家族と相続、日常生活と旅行などほぼ定番だった。僕以外はジムへ通い運動したり卓球や洋弓をしており暑さの道を鳥を求めて歩く人はいないようだ。墓をどうするかが暫しの話題で樹木葬にする人や近所に二百万円の墓を買ってある用意のいい男のそうなった顛末など僕の年代が集まると必ず出てくる話題だった。楽しめるだけ旅行をしたい2500万円残しておけば好いと貰った退職金以上を残そうとする彼らに僕は驚き尊敬した。
まごまごしていたらもう一度飲む時間が来てしまうので解散、帰宅し深夜のサッカーに備えて寝るそうだ。次回は更に声をかけて集まる事になったが、このような集まりは楽しい。


駅中の風抜ける此処人停まり   枯沼

2012年8月4日土曜日

クサギ


公園の中にクサギの比較的大きな株があり夏のなると花が咲きアゲハの類が訪ねて来ているが昨日の散歩でもカラスアゲハと思しき黒いアゲハが二頭来ていた。
このクサギはその名の通り臭い匂いがする、しかし山菜では食べられている茹でると臭みが抜けるらしい。この臭みは何のためにあるのだろうか、動物、昆虫の食害から免れるためだろうか。染料として果実が使われたり、お茶として用いられているらしいが臭木と漢字では書かれるのに臭いの理由がググってみても見当たらないのが不思議。
観賞用にも用いられ臭いも強弱があり、人により好みもあるようだが僕には嫌な臭いです。


クサギ揺れ蝶止まれず焦るのか   枯沼

2012年8月3日金曜日

シオヤアブ


久しぶりに上水を遡り蝉しぐれと蝶やトンボなどの昆虫類が乱舞しているはずの土手の草や木々を眺めて回った。ドングリの幹に樹液が殆ど出ておらず森の酒場は開店していなかった。
虫たちが昼寝しているのか静まり返った乾いた道を歩いていたらアブが目の前を先へと飛んで行く。歩行を止めると地面に降りた、よく見ると尻尾が白い、トンボのように皮膚が白いのか老いた目にははっきり見えず写真を撮り帰宅し調べてみた。
するとムシサキアブ科のシオヤアブと分かり♂は尻尾に白い毛が生えている、こいつも生えているからシオヤアブでオスだ。なんで尻に白い毛を生やしているの、その理由は不明。
このアブの類は捕まえた餌の虫を引き裂いて食べるからムシサキアブ科に属し、人間だったら猟奇事件を頻繁に起こす犯人だ。


廃材を隠すかのよう葛の花

2012年8月2日木曜日

優先席と席を譲る

今回で台北へ旅行した時の紀行は終わりにします、今回一人で行動し殆どMRTで移動出来たと言うか移動出来る所へ出掛けたのが正解。日本製の電車だが座席はプラスチックの成形座席、公園などにあるのと同じ、冬に10℃以下に殆んどならないからだろう。色は薄い水色で優先席は濃い紺色で各入口の脇に2席ある、この優先権は日本と同じですが昼間殆ど空いているが若い人が座っているのを一度見たが旅行者らしい日本人、老人の僕が乗りいつもの習慣で車内奥の方へ行こうとすると誰が立って座れと言ってくれる、重いカメラとレンズを背負って歩きまわり見るからに草臥れていると見たのだろう。それ以来乗ってもドアサイドに立っている事にしたが優先席を示し座れと勧めてくださる、これに慣れないから戸惑ってしまう。東京でいつも習慣になっていたら戸惑いもないのだろうが生来の気の弱さか結構照れるものですね。


風吹いて白い葉裏やクズの花  枯沼

2012年8月1日水曜日

台北の植物園


台北の町中にある植物園は以前は日本の林業試験場だった、それを利用し開園したので私が来た1990年初めの頃はそのままで台湾にある有用植物が竹、ヤシ、針葉樹、広葉樹などと分けられて植えられ展示されていた。
私が帰国するころから手を入れて今回来てみると見にくい奥の方まで入れる小道を作ったり、古い建物を利用し展示場などを作った、そのかわり一部の樹木や竹が無くなってしまった、以前から亜熱帯であるのに大きな温室がある事で過去には何の研究に使っていたのかな。
何のかんの言うけれど鳥が多く川や池にトンボがいて知らない植物が見られる此処はお気に入りで必ず来る、今回のように2回来ることは珍しくない,MRTで簡単に来られるからで大都市で都心に近い場所に大きな植物園がある事はすばらしい、うまい転用だと感心する。


夏草か名を知らねども美しき   枯沼


ジャングルのような気根