2011年8月31日水曜日

カワセミがいました


散歩の場所を変えて善福寺川を下ってみた、五日市街道へ出る手前で対岸へカメラを向けておられる方に出会った、よく見ると右側に色の綺麗なカワセミが一羽でそわそわしていた。
何かあると暫く待っていると左側の腹の色が濃い個体が飛来した、二羽ともオスみたいで互いにお辞儀しあったり位置を変えたり、時々ケンカするような仕草をしていたが一時間もすると川上の方面へ二羽とも飛び去った。
久しぶりのカワセミとの遭遇でしたが300mmズームレンズしか持って行かなかったので写真が小さい。
カワセミを尾花と眺め秋を知る      枯沼


2011年8月30日火曜日

運動場の水撒き

新しく出来た小学校の運動場前を通ったらここも舗装していない、僕が学んだ都内の小学校は何処も舗装されていた。中学、高校はさすが舗装してなかったので冬場の体操は霜柱と午後からは霜柱が溶けてぐちゃぐちゃだったし異常乾燥が続くと乾風でホコリぽくていけなかった。
この学校ではちょうど散水器で水撒きをしていたがすごい威力で100m以上離れた校門まで水が来る、たぶん火災の時には消火に使用する目的もあるのだろう。






 アキアカネ戻り来て空やや高し       枯沼

2011年8月29日月曜日

見猿聞か猿言わ猿

近所の庚申塔の下の方に何があるかと思ったら 見ざる聞かざる言わざる が彫ってあるそうだ。
先程次に首相が決まった、この三匹のサルのような状態の日本は一郎の一郎による一郎のための政治からリンカーンが演説したように人民の人民に因る人民のための政治が戻ってくるのだろうか、そうあってほしい。少なくとも近隣諸国に馬鹿にされず毅然とした外交と弱者が泣かなくて済む政治をぜひお願いしたい。
 数世紀立ち続け聞く蝉の声    枯沼
 

2011年8月28日日曜日

クズ

クズの花が咲いた。
クズは工場の裏手の空き地や土手に縦横無尽に伸びて草刈の時に苦労させられた、何しろ茎の丈夫な雑草でこれから葛粉が採れるとは信じられなかった。秋にはが枯れる頃に茎は丈夫な紐として使えるようになった、子供の頃に農家の人が薪を売りに来たときに縛ってあったのが葛の茎だったような気がするが曖昧だ。とにかく丈夫で草が生い茂った人があまり通らない川の堤防を歩いた時に足を取られた事が何回もあったが決して切れず僕が転んだ。
随分前に今は葛を取る意外無視されているが将来はクズデンプン以外に葉や茎の成長力を利用してバイオエネルギーの主原料になると書いた方がいたが未だ陽の目を見ていないようだ。


久方の強い日差しや空は秋       枯沼


2011年8月27日土曜日

健康補助食品

最近、テレビや折り込み、郵便受けにまで広告が入っている健康補助食品、その種類の多いことと販売している企業の多さに驚く。シワが伸びる(お客様の体感)というような我が家は女性が多いことが分かって入れてくるような気がする。食卓にアルミの小型の袋があるので見たらコラーゲン+XXと書いてある、もう何回もコラーゲンを食べてもコラーゲンが体内で必要な場所へ届かないよ、アミノ酸に消化分解されてしまうだけだよと説明しているが信じられないらしい。
娘がそう言ってもこれだけ沢山商品があって効かないなら何故取り締まらないのかと反論するから
どのにも個人の体感でしか書いてないし効能書に効くと書いてないだろう、あくまでも食べ物でクスリと違うんだと説明しても飲んでみるそうだ。
種々の原材料を添加しているがサンゴカルシウムまである、生物濃縮でヒ素、重金属を含んでいないことを毎ロット検査しているのかな。
http://www.nih.go.jp/eiken/chosa/ishimi.htm


植えこみで鈴虫鳴くやビルの街          枯沼

2011年8月26日金曜日

三番煎じ

師が二番煎じと謙遜されてアオスジアゲハの写真をblogに載せられた。
アゲハチョウを撮った日は二三種類の昆虫を撮っており、その中にこれがいました、道路建設のためかなり以前に収用された上水の土地で潅木が伸び薄くらい場所が出来ている。この中へ追いかけたアオスジアゲハが飛び込み隠れた。しかしじっとしていてくれない、動き回るのでF.5.6のレンズではぼけてしまい一番よいのがこれだ。
夏前から何回も試みているのだが動きが早くまともな写真が撮れない、好物はクスノキの葉で並木が設えてある場所には何匹もいるのだが高いところを高速で飛び回りいつも空振りでクスの葉しか写っていない。
子供の頃は動きの鈍い僕にはキタテハとこれが一夏かかっても採れなかった。


 往く夏を追い飛ぶアゲハ日が暮れる           枯沼


2011年8月25日木曜日

堪忍袋



メールやブログを打つたびに「このアホ」とつぶやいていた。
諸兄姉もご経験済みであろうIMEの日本語変換の誤りの多さ、テレビのバラエティ番組で喋る若いタレントと称する若者のクイズの回答みたいな変換をする。学習能力は僕よりも悪く、もう を猛と必ず変換するし勝手にテニヲハと単語の一部でとんでもない変換をしてくれる。
思い余ってgoogle日本語変換に換えてみた、全くイラつく事が無くなった、今まで仕込んでおいた辞書が使えなくなった。
しかしどうしてマイクロソフトは変換誤差の多いIMEを強いているのでしょうか。


 毬栗ははぜて初めて世間知る        枯沼



2011年8月24日水曜日

バッタ

秋に近くなると道の草が生えているが踏み込まれずにじっと耐えている箇所が幾つも出て来て長いものは膝小僧より長いものが出てくる。この頃のなると道端や残った草にバッタがいる、トノサマ、キチキチ、オンブ、ショウリョウなど、それに加えてミチシルベが加わり砂埃の立つ道を歩くのが楽しかった。
捕虫網を持ち草を叩いて追い出したり、何もせず歩くだけでバッタが飛び出し小学生の僕にも捕まえられた。全国津々浦々の道が舗装され、このようなことはお目にかかれないだろう、北緯45度の
過疎の町の社宅の前から東京の家まで海を除くと完全に舗装されていた位だから。


虫たちが季節の変わりまず教え   枯沼

ナミアゲハ

蝶を撮って今年一番自然に撮れたと思います、今は八月ですから拙文はなし。(ウフフッ)


ナミアゲハ秋が迫りて悔い無いか    枯沼

2011年8月23日火曜日

ハギ

少し前からハギが開花していた、ハギにも種類があるのだろうが僕はセンダイハギしか知らない。
秋の七草ですでにナデシコ、キキョウ、オミナエシ、クズは見たのでススキ、フジバカマを見れば全て
となる。ススキは容易だがフジバカマは上水に一カ所咲く所があるのだが昨年から見られない、道路開発の準備で植物を刈り込んでいる影響と見ている。
嫌でも生えてくるススキ、クズは万葉の時代には秋の七草に入れるほど風情のある植物だったのだろうか。


崩れかけ草さえ見えずハギ一つ    枯沼

2011年8月22日月曜日

新しい歯科医

自動車学校が校内に大食品スーパーと二階に医者様モールを作った。最初は入る医者様が少なかったが整形外科、内科、歯科、薬局が入り未だ空き室がある。その歯科が近いので代えていってみたら診療台が身体にフィットし昼寝のベッドに最適だ。歯科用のデジカメがありパソコンに直ぐ取り込めて診察台の前のモニターに映しだされ磨き方が悪い、過去の煙草のヤニが残っている乱杭歯を見せ付けられる事だ。アイスクリームを食べると痛むと感じているところは歯の色が少し変わっている、また治療の途中で削るとこのように虫歯の空洞が出てきましたと見せてくれる、患者として説得性の他に興味そそられる道具があったのだ。大臼歯を見てみると裏側を磨いているようで磨き方が悪いのがよく分かる。此処とここが色が変わり悪いですね、治療しましょうと言われると嫌だとは言えない困ったカメラだ。




涼風や苦瓜揺れず秋迫る           枯沼


2011年8月21日日曜日

最近の流行

                    
最近、パナマ帽をかぶる若い女性を見かけるようになった、乳母車を駅の雑踏で押しながら何処かへ遊びに行くのだろう二三人が思い思いのパナマ帽子を被っている。
大分前にエクアドルだったかペルーの紹介番組を見ていたらパナマ帽子という名称は輸出港がパナマだったので付けられた名前で本当は他国の高地に棲む原住民族インディオの草を手編みした帽子だと教えられた。
私が会社へ入った頃はパナマ帽子を上司や先輩、父親など年配の男性が被って居たが何故だか廃れてしまった、乗り物が混雑し帽子を被ると邪魔になったのかもしれない。
どうして日本には古来から作業などに帽子を被らなかったのだろう、古い絵を見ても日本手拭の頬被りだ。・・・・丁髷では被れないか。
写真はgoogle絵画検索から借用しました。


  朝顔はお役ごめんと誰も見ず    枯沼

2011年8月20日土曜日

ボウフラ

昨夜、久しぶりに僕と同じ年で志ん生さんの直弟子金原亭伯楽さんの唐茄子屋政談をテレビで聞いた、法政を中退し弟子入りし現在72歳の巧い語り口。
勘当された若旦那が金が尽き唐茄子を売り歩く、疲れて倒れたところで助けてくてたおじさんが辛抱しなければだめだ、「ボウフラも蚊になるまでの浮き沈み」と云うだろう苦労しなければと諭す。
このボウフラの浮き沈みの例え話が実に巧くボウフラが蚊になるまでの習性を観察し捉えている。
ご存知の通り、蚊の幼虫ボウフラは蚊になるまで水中で生活し空気を吸いに液面に浮かび又沈む動作を人生の浮き沈みに例えるとは江戸時代の原作者の巧さに感心した。


どぶ板も長屋も無くてオハグロよ    枯沼

2011年8月19日金曜日

もう直ぐ秋ですね

今朝目覚めた時は30℃はあったが雨が少し降り出したら急激に気温が下がり冷房を切った。
出羽とか奥羽国境のトンネルを抜けるとそこは秋だったとか、道北の空港へ降りた時のような気温の変わりようにポロシャツ一枚では涼しすぎた。夏と冬がせめぎあって冬が少し優勢で冷気を運んでくれたのだろうが、季節の変化はやはり徐々に変わって行くのがよい、誰だかも詩を詠んでいるでしょう。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかせぬる・・と。


秋来たと知らせる雨の生温さ              枯沼

移転しました


容量の問題からこちらへ移転しました、従前どおりよろしくお願いいたします。
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移転成功

新しいmailaddressを設定し作ってあった巻2へ移転します。
毎月10ドル支払えば継続出来ますが何とか出来ないか試してみたら出来そうです、しばらくの間
不都合があるかもしれません、請うお許し。


http://numa373.blogspot.com/へ移転しました。


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