夕方から卒業50周年のクラス会が開かれる、たしか五十数名の卒業生がいたはずだが死亡、行方不明などで大分減ってしまい連絡をがついて出席するものが二十名、遠路の方は大変だから連絡が付けば良しとして近郊に住むものは電話で出席要請した。地域の役職についていて年度総会とかちあうからダメだという男には、もう年寄りが出る幕ではないからこちらへ来い、へたしたら一生級友と会えなくなるからと脅しかけた。
本来は白昼に開きたかった、そうすれば帰りの心配が少ないし夜道の危険を避けられるのだが夜好きがいて負けてしまった。
卒業したときは皆がこのアオガキみたいだったが干し柿になっているだろう。
青柿や秋熟れる頃幾つある 枯沼
2 件のコメント:
干し柿のたとえは面白い。
干し柿が集まって飲み食いをするなんて,
まるで北斎の妖怪の絵にありそうだ。
今夜はたのしいでしょうね。
治 様
そうですね、干し柿の似顔絵の級友が集まっているのは面白いですね。
実際に殆どの人間が干し柿でした。
コメントを投稿