2011年9月22日木曜日

倒木は老木

どれくらい樹木が倒れているか玉川上水を遡り公園まで行ってみた、上水は枝折れがあるくらいで倒れる樹木はなかったがドングリ、クリなどの実が葉がついた枝先から強風でもがれて落ち3kmの道は絨毯を敷いたようになっていた。
公園へ着くと状況は異なり太いドングリやサクラ、イイギリの木が根元近くからポッキリ折れている光景が何箇所もあるではないか、どちらが先に倒れたのか判別つかないが共倒れしていたり根っこから抜けるように倒れていたり通行人の多いところは既に切り刻まれて短い丸太になっていた。あるものはクレーン車で切っている最中だった。
どの木もよく見ると老木で虫食ってスカスカになっておりあの強風では折れたのは無理も無い事をはっきり示している。人でも骨がスカスカになれば歩けず寝たきり、身につまされる光景を見てしまった。
根から抜けたようになっているイイギリはどうしてか分からないが少なくとも3本約10mはあろうたっぷり実をつけた幹が倒れていた。野鳥が見たらがっかりするだろうし餌が不足するだろう心配なことだ。



団栗の無念さ聞こゆ風の朝      枯沼

3 件のコメント:

Kanon さんのコメント...

このところ、近くの公園に行っていられないので、きっと、その公園には老木がたくさんあったので、このようになっているかもしれません。

明日晴れたら、チャリで行ってみようと思いました。老木といっても外見ではわかりませんからね。樹木医がいますけれど。。

山爺 さんのコメント...

外見からわからない老木を、わが身におきかえて感慨無量です。

さんのコメント...

kanon 様

 最近まで手入れをしなかったから大正時代に多分植えられた樹木が痛んで来たと年輪から思います。この公園は桜も傷んでいますが若木を植えていない変わった桜の名所が売りの公園です。

山爺 様

 倒れた内部を見ると害虫に食い荒らされていました、樹木身中の虫にやられた感じ。
我が身つまされました。