古い時計が何個もある、最近は携帯や万歩計についている時計を使っているので腕時計や懐中時計を使う機会が少ない。特にこの懐中時計は山形の工場で頑迷固陋で原価低減に厳しく出向者は自分で稼ぎ出せとしごいてくださったY社長が予期せぬほど頑張ってくれたと突然二年勤務した記念品に下さった金側の懐中時計、鎖でなく紐がついているのだが、この紐の使い方が分からない。ベスト、和服で落とさないように紐をベルト、ボタン穴、帯などに通して縛るのだろう大きな輪、小さな輪がある。本当は裏蓋に記念の言葉を彫るはずだが吝い社長が金時計を贈るから無事卒業記念の字句は自分で彫れと渡してくれた曰くがあり、如何にも置賜人らしい方だと彫らずにいる。
また梅雨と天気図示す顔馴染み 枯沼
4 件のコメント:
Yさんは強烈な個性の人でしたね。彼に気に入られた人はそんないにいなかったのでは?
高畠工場はオンボロで屋根から空が覗けた記憶があります。
米沢藩は貧しかったから節約志向の人が多かったのでしょう。置賜人という呼び方を始めて知りましたが、理解できる気がします。
ター 様
上杉鷹山公と同じような考えを部下に強いるところに
齟齬がありましたね。利益を如何に出すかでは勉強させて貰いました。
わぁー,これはすばらしい。
携帯金字塔ですね。
これをさすりながら追憶にひたれますね。
裏蓋に銘を入れないのが正解。
見るたびに名文句をひねり出すことができる。
それに気に入った書体で彫ることを
引き受ける店がないでしょうね。
治 様
今はレーザーで彫るのでしょうね、何もない所を見て
山形弁で叱られるをゴシャカレルと言いますが、ゴシャカレタことを思い出しましょう。
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