三十数年前山形市へ転勤し桜桃が今頃出来る事を知った、梅雨時に成熟するこの果物は雨に濡れると実が割れてしまう大変厄介な果実。それ以外にも春が遅いと花が咲かず、咲いても雪や霜の害があり日照時間が少ないと赤く熟れず糖度が低くと農家の方は大変な思いをしながら育てている事も聞かされた。
僕のいる頃は殆ど無かったが最近は桜の木を覆う大きなビニールハウスで体育館のような感じの畑で栽培している。摘果するときも傷を付けないように注意が必要だし箱詰めするのも大変だと実家が農家の方が教えてくれた。或る雨の続いた日に工場の食堂で真っ赤に熟れた大きなサクランボを食べてくれとおいてあった、雨で濡れて実が割れたのだと提供者がぼやいていた。
桜桃や陽光集め玉となり 枯沼
3 件のコメント:
そう伺うと店頭でのプライスにも納得できます。が、納得は出来ても買えません(笑)
それにしても旨そう・・・(涎)
本当に
目で食べる果物ですね、
三四郎 様
ルビーと言われますが本当にそうですね、手工芸品ですね、日本人しかやらないでしょう。
zenzii 様
目で見る果物、まさに至言ですね。
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