2011年11月27日日曜日

玉川上水の秋

何事も無駄が多い世を見た老人の愚痴ですが。


歴史的史跡と言われている、都は史跡と本当に指定しているのか不明で第3建設事務所と云うところは都庁の中でも積極派なんだろう、どんどん自然破壊に励み職務忠実で自然破壊、景観破壊を意に介せずに努めておられる。
写真の左の細い樹木が一本ずつ生えた帯が都の史跡と称する玉川上水。右側は道路をこさえる為住宅や植生を撤去しゴムで雑草が生えるのを防いでいる。この反対側も道路をこさえる為おなじような事をしている。
おかげで野鳥が来る隠れ道が寸断されて鳥がいなくなってしまった、このようにはっきり鳥が来るに樹木の帯が必要と言われている自然界の原則を証明した事実は無いだろう、極端な言い方をすれば都税で自然破壊の荷担をしたと言っても過言ではないだろう。
人が少なくなり更に車を運転する人が公式統計で減少しているのに何故新たな道路が必要なのか、計画した数十年前と情勢は異なっている、東京五輪時代の古文書に従い行政を執るなら考え直すべきだ、一昨年まで野鳥の宝庫だったが昨年からルリビタキが見られず今冬はヤマガラ、コゲラさえ見られないサイレント・フォレストが出来た。




落ち葉さえ見られぬ時代すぐそこに   枯沼

2 件のコメント:

三四郎 さんのコメント...

サイレントであっても森林地帯として保存してくれるのであれば、まだ救いがありますね。

我が家の道路一つ隔てた島熊山緑地、新府知事になる前に市が府から緑地として保存することを条件に譲ってもらったとか。ほっとしていますが、当市にも「維新」とやらの会派ができ、彼らが過半数を占めると「合理的」に宅地として開発する方向にもっていくやも知れません。

さんのコメント...

三四郎様

 森林地帯として保護は形式的で既に上流地帯で完全に自然破壊されているのです。