当世爺談義
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クズの花 |
一緒に働いていて今年定年退職した男のご苦労さん会を開くつもりが話の行き違いで本人と彼と話しを取り次いだ人の3名が畑と水田の田園風景が変貌し高層ビルが並ぶ郊外都市の駅ビルに集まった。午前中から飲み放題の焼肉屋へ入り話しだした、話題は仲間上司の消息、病気や身体、両親や家族と相続、日常生活と旅行などほぼ定番だった。僕以外はジムへ通い運動したり卓球や洋弓をしており暑さの道を鳥を求めて歩く人はいないようだ。墓をどうするかが暫しの話題で樹木葬にする人や近所に二百万円の墓を買ってある用意のいい男のそうなった顛末など僕の年代が集まると必ず出てくる話題だった。楽しめるだけ旅行をしたい2500万円残しておけば好いと貰った退職金以上を残そうとする彼らに僕は驚き尊敬した。
まごまごしていたらもう一度飲む時間が来てしまうので解散、帰宅し深夜のサッカーに備えて寝るそうだ。次回は更に声をかけて集まる事になったが、このような集まりは楽しい。
駅中の風抜ける此処人停まり 枯沼
4 件のコメント:
定年といえば、今は65才なのでしょうね?
少し前までは60才以上は再雇用だったと思いますが?
後輩たちとの付き合いのよろしさに感心します。
みなさん、もちろん沼さんも含めて、お元気ですね!一日に2回の飲み会、やってみたらよかったのに(^.^)/ドモドモ
いいですね。
楽しかったでしょうね。
いのちの洗濯ですね。
さて二日前の「シオヤアブ」へのコメントです。
ムシサキアブ科なんてものがあるのは驚きだが,
そのアブの特徴がすぐわかる優れた命名ですね。
ただし彼らは自分たちのいのちをつなぐために
そうしているのであって,
他者の尊厳をもてあそぶ「猟奇」は
人間の行動の特徴であって
シオヤアブには失礼ではないかしら。
もうひとつ,「シオヤ」は塩矢でしょうか。
ター 様
一緒に働きご迷惑をおかけした皆様ですからお世話になったお礼です。定年前に嫌だからと辞める方もおいでです。
三四郎 様
工場にいる時はあったような気がします。
今回は場所を借りるためでして殆ど飲み食いしていませんね、往年の若者もバカ飲みはしなくなりました。
治 様
毎日洗濯して来ましたから風前の灯火、死神が枕元で居眠りしてくれているのでしょう。
言われてみると昆虫の世界では失礼だったかもしれません。シオヤさんはどのシオヤさんか分かりません。
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