2012年8月30日木曜日

木に木を接ぐ

公園の通路に根本から2m余残して伐られた針葉樹、ヒノキみたいだが分からない切り株にしては長すぎるので丸太と呼ぶが、この切り口に風か鳥が運んだのだろう実生が生えている。
僕の背丈より長い(高い)のでどのように生えているのかよく見えないが次世代が出ていることは間違いない。普通の次世代は森や林で転がっている倒木から芽を出しているから大きく育っても地面に根がはれるが、これはどうなるのだろうか。元気に生えている大木から他の樹木が生えているのも見かけるが土台がしっかりしており倒れたり折れたりする心配はない、こいつはどうだ直径30cmあるかなしかの土台、朽ち果ててきたら次世代が育ち切れないうちに倒れたりするだろう、はじめから土台無理な話なのだろう。

秋蝉のうるさい声に哀れあり  枯沼


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