2012年4月30日月曜日

今年のボタン

暫く神田上水を歩いていなかったら今朝通りかかるとボタンが開花し殆どが盛りを過ぎようとするところだ。
おっさんが足早にやって来て、もう咲いていましたか気になっていたんですよ、毎年見に来ているのですが仕事がありまして来られなかったのですが、惜しいなー開花する時から続けて見たかったと如何にも残念な口振り。
川岸の遊歩道の休憩所の裏にある花壇で約二十輪ほどのボタンが勢い良く咲いており、誰が管理しているのか、この川筋の遊歩道の休憩所にしては管理が行き届 いているようで丹精されている感じがする。


明日皐月シャツ減らして鳥見かな   枯沼

2012年4月29日日曜日

73 歳

今日73歳になった、何回か書いただろうが名古屋で生まれ一歳の時に麻疹から肺炎になり死にかけたのが名古屋大学医学部にいた叔父のお陰で当時抗生物質として開発中のスルフォン酸アミドを試用して貰えて生き残った、それから中学2年までは年の半分くらいは学校を休んでいたが扁桃腺を摘出してから生き長らえて来た。そう云う訳で勉強は殆どせず病床で天井の節穴と板目の模様を組み合わせて動物や人や種々の形を想像していた。何の役にも立たなかったが暇つぶしに過ぎなかった、天井板が如何にひどい板だったかお分かりになれるだろう、今は見たくてもないだろう。
という訳で正岡子規のように病床六尺など及びもつかなかった。


年取るは傍迷惑かおらが春     枯沼

2012年4月28日土曜日

連休

外国の勤め人から見たら垂涎、あり得ない事が大型連休だ。僕が外国に駐在していた時に連休が更に拡大された。日本人は働き過ぎだの休みを取らないだのと言われて何日も連続して休めるようになった、その時に僕がいた国では日本は欧米の言いなりになって休日を増やた、見ていろ今に国力が落ち経済的に追い越せる、我々はあのような事をしないと新聞に書かれていた。
僕はまさかそのような事にはならないと思っていたが現実にコンピュータの重要部品の一部は日本で製造出来なくなった。家電製品なども国内製造は無論、日本企業の製造では高くて販売出来ないようになって来た、彼らは追いつき追い越せと必死で頑張ったからだろう。ウサギとカメかアリとキリギリスカ知らないが亡国の兆しが出て来ても未だコップの中で争いをしているが、日出ずる国の天子、日没する国の天子に・・・・・などと言わなくて済むようにして欲しい。


芽吹き出す勢い凄し薔薇の園   枯沼



2012年4月27日金曜日

右側通行それとも左側を歩くのか

囀るウグイス
何十年と鉄道を利用しているが今日初めて気がついた、それは駅構内の歩行は右側を歩くのか左側を歩くのか、どうも鉄道会社によって異なるようだ。いつも利用する京王井の頭線は左側通行で階段は左側を上がり下りするよう指示や矢印が出ている。今日利用したJRは右側通行せよと放送で案内していたがJRは駅により異なるのか確認しなかったので統一されているのか不明です。しかし二社の鉄道会社だけでもバラバラで統一されていないがナゼだろう。乗り換えて別の鉄道の構内に入ったら人の流れが変わるから大きな駅でゴチャゴチャし人が右往左往しているのではないかと今日気がついた。


雨続きサツキほころぶ我知らず  枯沼

2012年4月26日木曜日

ハナミズキの花


サクラと入れ変わるようにして咲き出したのがハナミズキ(アメリカヤマボウシ)で米国の首都ワシントンへサクラを贈ったお返しに贈られたのがこの植物で最近街路樹とか庭木として急速に見られるようになり、すっかり市民権を得たようだ。冬充分に冬眠しないと樹勢が無くなるとかで関西では少ないとか本当だろうか関東以西にお住まいの方そうなんでしょうか興味のあるところです。
我が住まい周辺では神田上水の街路樹として植えられているが3mくらいの高さだ、本家の北米でどれくらいの高さになるのか知らないけれど台風のある日本では3mくらいが良いだろう。
また街路樹としては紅白の花が長時間咲き、葉が茂り、実がなり、紅葉する筋書きがある事が人気がある所以だろうか。
写真は公園の紅い花と白い花のハナミズキ(画面をクリックしてください)


異国花市民権得てハナミズキ    枯沼



2012年4月25日水曜日

今年も鯉のぼり


神田上水の鯉のぼり
三鷹台駅そばの神田川では毎年近所の幼稚園の幼児が思い思いに描いた鯉のぼりを川を横断して張った針金に結び飾り付けて駅へ行く人に見せている。近所の幼稚園何軒かと商店街が連携しているようで鯉には名前が書かれていて両親と見に来ている子供を見かけるが子供の自由な発想を見ていると楽しい。僕の子供の頃は鯉のぼりを再利用して衣服を家庭で仕立て直していたので飾る人がいなかった、このような気の利いたお絵描きは勿論無かった。今僕に描いてみろと言われたらどのような鯉を描くかな、ありきたりの真鯉を描くだろうな。


 
鯉泳ぐ季節巡り来とし重ね     枯沼

2012年4月24日火曜日

青空だ、




やっと青空が戻って来た、公園へ行ったら林から聞き覚えのある鳥の声が聞こえて来た。
木々は芽吹きから新緑となり林らしくなっていた、ほんの二三日見なかっただけだがすっかり様変わりしていた。グランドの周囲には八重の桜が盛りを迎えており抜けるような空に自慢気だ、西の方では黄砂が来襲しており我が師は洗濯物が干せないとお嘆きだ。まあこのきれいな青空が霞がかかったように濁ってくるのも時間の問題だろうし夕方からは所により曇だからこの美しいサクラも今日の午前中が見納め。僕は八重桜が好きだ、花冷えの言葉が消える頃に咲き出し花見がゆっくりと春の気分で出来るからだ。


空の青待ちかね咲く八重桜

2012年4月23日月曜日

黄砂も問題だと思うが



下の黄砂予報を見ると凄い濃度の黄砂が来るような気配が見える、世は放射能と騒いでいるが西日本に住まわれている方は福島原発の放射能を心配するより飛来する黄砂がどのようであるかど現実に呼吸する大気を汚染する黄砂は有害物質や煤塵、微生物が付着したり、その物が飛来し生後間もない新生児から老人まで均等に何にもしないでも身体に入る。だから政府は知らしめるために予報や現況を発表しているのだろう。僕は台北でものすごい濃い濃度の黄砂来襲を経験し呼吸が苦しくまいったことがあり窒息死するのではないかと思った。
食品や環境の問題を考えるときに現在目に見えている問題に注意が行きがちだが過去にも食品の放射能汚染、農薬汚染で国を挙げて大騒ぎし食品の検査に大変苦労した、冷静に立ち向かわないと本末転倒になりはしないかと心配する。


ツバクロや人多い駅借家とし   枯沼

http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/index.html

2012年4月22日日曜日

ベンチとイヌ

以前から公園や川岸など散歩道に置かれたベンチの事で気になっていた。
それは特に朝早くなど犬を連れて散歩する時間帯に見かける事だが歩き疲れたり辺りの景色を眺めたりイヌに餌や水をやるため休憩したり、或いはイヌの身体にブラシをかけてやるときに今まで地面を歩かせ足が汚れていたり濡れているイヌをベンチに上げることだ。ベンチがその事により汚れるがお構いなしだ、自分が家に帰り土足で家に上がらないだろうしイヌも室内で飼っているなら足を拭いたり身体の汚れを拭くなりして入れているのを見かける。なぜ公共のベンチには汚れた身体のイヌを上げるのだろうか。電車の座席に幼児の靴を脱がさず立たせる母親が増えているが共通する考え方だ、散歩したりして疲れても電車でも公共の場所でベンチには座れないという事だ、皆さんも衣服の汚れにご注意を。




遠山に白き峰あり滝桜   枯沼

2012年4月21日土曜日

好きな事なら

今朝も7時前に鳥見に出掛けた、しかも牛乳とバナナで朝食を済ませて飛び出した。外気温を十分に確認しなかったので寒かった。鼻水をすすりながらあちらのポイント、こちらのポイントと歩きまわり渡って来たての夏鳥を探しまわった。思うように出て来てくれないのは当然で待っていれば必ず来る保証も無いのだ。食堂の行列は店の中にいる客が食べ終わればほぼ順番に入れるが並んで食事の順番を待つ事は絶対にしないが当もないのに鳥が来ると信じて待つ、これぞ自然を相手にポイントの条件を考え推測し移動したりじっとしていたりそれが楽しい、魚釣もそうだと思うが。
立つのは小学校以来慣れてはいるが最近は疲れるようになりました。


新緑や夏鳥の紺隠せずに    枯沼

2012年4月20日金曜日

キャラメルを噛んだら


鳥見に出掛ける時は歩き疲れエネルギー切れになるので大抵はキャラメルかグミをコンビニで買って携行している。寒い頃は汗をかかないのでかなりの距離歩いたりした、しかしエネルギーは飢えと寒さから切れて来て補給が必要になりリックサックに入れてあるキャラメルをポケットへ移し食べたのだが寒さで硬くなった物を噛んだため左上奥歯の詰め物が緩んだらしく痛みを感じ始めた。また歯科で削られるのかと思うと馬鹿な事をしたと後悔している、キャラメルもポケットで温まったら柔らかくなるから待てば良いのだが、寒くて鳥がいなかった今冬はやたら空腹を感じ思わず口に放り込んでしまった結果なのだ。


新緑や束の間に起き見事なり    枯沼

2012年4月19日木曜日

レンゲ

春の田んぼは田植えの準備をする前にレンゲが一面に咲き花のの絨毯がひろがっていた、子らはレンゲを摘み髪飾りや編んで種々の遊びに使っていた。花が咲き終わると鋤で田を反してレンゲを鋤き込んで肥料にしが今では化学肥料の発達と手間からレンゲを肥料としなくなり春の景色であった何処にでも見られた景色が何処に出かけても見られなくなった。
昨日、横浜と川崎の境の丘陵地帯に住む弟のところへ鳥見に出かけた、開発され宅地化された周辺で僅かに残る里山と水田を見て来た、この辺りの原風景を保存しようとしており僅かに水田があり田植えの準備がされていない田圃には草が生え僅かにレンゲが咲いていた。この里山を見に来ている人がかなりいたが春の水田の風物を知らない人々なのだろう、誰もレンゲに興味を示さないのだ。
たぶん春の風物として田にレンゲを植えて来る人に見せていたなごりだろう。


春の田やレンゲも咲かず水張らず   枯沼

2012年4月18日水曜日

これを見ると春から初夏へ

イチリンソウ
ニリンソウ


イチリンソウとニリンソウが開花していた、良く似た植物で花が一輪か二輪と葉を見て分類するのだろうが素人が野原で単独で見ると見分けが出来ない。北海道の北部の原野で初めてイチリンソウを見たのは五月中旬、それから帰宅し図鑑を見るとニリンソウもある事を知った。同じ分類に属するので見間違えるのは仕方がないか。
しかしニリンソウとトリカブトの葉がよく似ているので山菜採りで間違えて採り、気づかずに食べて死ぬ事もある、最近もどこかで死亡事故が起きたようだ、雪解け最中の野原で葉っぱを見分けて採るようだが一年ぶりに出合って間違える事はあり得る事だと僕は思う。
道北で五月に初めて見て以来、この花を見ると初夏間近だと感じるようになった。


蓮華咲く田懐かしく去りがたき   枯沼


2012年4月17日火曜日

ハルリンドウ

ハルリンドウ

公園の花壇のニホンサクラソウの隣はハルリンドウ、わずか二輪開花し蕾が三輪、これにはなぜか名札が立てられておらずきわめて地味に咲いていた。そういえば昨秋那須高原で見たリンドウ、たぶんフデリンドウという種類だったろう、これも地面に這いつくばるように咲いていた。リンドウという植物は古来から日本人に好まれて来たようで笹竜胆と書き家紋や地方の自治体の紋章として用いられ源義経の兜に笹竜胆がついていたようだ。
竜胆をリンドウと読むことを知らない幼少、父が服用する薬瓶のラベルに龍胆と書かれていた事を覚えている、薬効として健胃があるようで根っこを乾燥させて服用するとググると書かれていた苦みが強いようで良薬なんだろう。
気付いた事だが春は桃色、桜色、白色の暖系の花が多いがこのリンドウの色は地味だが引き締まる色だし花だ。


つばくろや何を語るか橋くぐり   枯沼







2012年4月16日月曜日

だらしなさ

今朝は6時30分には家を出て夏鳥が来ているだろうと思い公園へ出掛けた、体操やジョギングをする人が群れて急いでいるが歩きにくい。昨日の花見の後始末をせず帰った輩の残骸がかなりありカラスがギャーギャー騒いで残飯をまき散らしている。飲み過ぎた小間物が花壇や桜の根元などに吐かれており臭くてかなわん。よく見回すとベンチに座り込んで飲んでいる若者がかなり見られた。
飲んだらもったいないから吐くな、吐くならもったいないから飲むなと若い頃言われたことがある。
肝心の鳥ですが気温が低いのか夏鳥は来ておらず唯一来ていたコマドリが出てくるのを待っていたがきれいな声はすれども姿を現してくれず8時間以上立ち通しでくたびれました。




ソメイから八重が主役の花見かな   枯沼


2012年4月15日日曜日

ニホンサクラソウ

公園でニホンサクラソウとわざわざ銘を立てて植えられていた。
サクラソウは種類が大変多いと聞いている、鉢植えの花を売る花屋さんへ行けば今の時期だとかなりの品種の鉢植えの花を売っている。サクラソウが日本以外の国であるのか知らないけれど色の違うサクラソウがあるところを見ると西洋の種類もあるのだろう。本来であればきちんとググってから書くべきであるが順が前後してしまった。
このニホンサクラソウを見ていると単純な色の花びらと形に何か共感を覚える、子供の頃に埼玉県にサクラソウの群生地が絶滅しそうだと聞いた事があるが何処で現在どうなっているのだろうか。


花びらや咲いた後には塵とかし   枯沼

2012年4月14日土曜日

珍しくキノコがあった

繁殖に忙しく主役がいないので鳥見をよそ見して足元を見るとトガリアミガサタケがありました、少し時間が経過のか黒くなっていまして周辺をよく見ると二三本生えていた。
生のは初めて見た、この公園では種々の生き物の観察をされている方がおいででキノコも例外ではなく毎日探して観察されている複数の方がおられる。その方に聞いたら食用キノコでフランスでは珍重されているそうだ。帰宅しググってみると確かにそう書かれており中華料理でも使われるようだ。
別の投稿を見るとキノコは重金属を吸収しやすいから幼児には食べさせない方がよいと書かれていた、消化の悪いキノコを食べさせる親もいないだろうが東電がばらまいたセシウムの事を考えたら尚さら食べさせない方がよい。僕は大丈夫だから食べてみたかったが公園の物を採るわけに行かないから諦めた。


雨激し椿音たて二つ落ち   枯沼

2012年4月13日金曜日

一面の花びら

池の水面を塞ぐ花びら


今朝鳥見に出掛けたら池の水面が櫻の花ビラで埋め尽くされあたかも桃色の雪が積もったようだ。
カルガモが泳いでいたが花びらが多くて水路が出来ず餌を取るの苦労していた。
この花びら一体何枚あるのだろうか凄い量だ、これが流れ出し流域の花びらと合わさり東京湾へ流れ込むのだが海は隅田川、荒川、多摩川から入り込むから、これを浄化処理する負荷は大変なものだが毎年処理しているのだろう。処理が上手くいかないとヘドロや赤潮になるのだろうか、神田川の水量と花びらの量を見て心配になった。


花筏居場所失う池の鯉    枯沼

2012年4月12日木曜日

港が見える丘


きようは昔の勤務先の同期会で横浜の洋館と桜を見に出掛けた。外人墓地は確か一度来たことがあるが西洋館が開放され見学出来るようになってからは初めてだ。
子供の頃に歌謡曲で大流行したのが港が見える丘でいま時分の風景を歌いこんだ曲で、これにちなんで1962年に山の手の尾根を名付けたようだ。現在でも当時の西洋館が移築されえてたり改修され当時の調度品や家具を展示している。
建物は立派な材木が使われ柱も太い、だから関東大震災で破壊、倒壊した建物が多かった中で耐えて来たのだろう。尾根の馬の背は広い道路で両側に洋館、教会、学校、お屋敷の住宅が並び緑濃く櫻がその中にまじり大勢の画家が写生しに来ていた、案内の友人の説明では絵を描くスポットだそうだ。




花びらが遺蹟の水面蓋しおり   枯沼


内田邸の桜

2012年4月11日水曜日

新聞配達

我が家付近の新聞配達はバイクだ、肩から重そうに厚い新聞の束を斜に背負い走りながら新聞をしごいて折りたたみ郵便受けに一軒ずつ配っていた、次いで自転車で走り回るようになり、学生アルバイトつまり少年でも出来た、納豆売りと共に子供の仕事として世に容認されていた仕事。新聞屋が朝毎読の専売となり景気のよき時代で頁数が増え折込広告が増え子供では荷が重くなりバイクに配達手段が変わり雨の日の濡れた新聞を電子レンジで乾かしていたのがポリエチレンの袋に入れられ配達準備の関係で子供には無理になって来たのだろう。
知らない町のナンバーをつけたバイクがものすごい勢いで歩道でも公園であろうが一時停止おかまいなしで走ってくる公器となりthe pen is mightier than the rule.と云うのだろうか。


花筏流れ初めて神田川  枯沼

2012年4月10日火曜日

羽村堰へ行きました

 東京都の水道取水地の一つ羽村堰へ鳥見に行きました、結果は夏鳥が未だ来ておらず空振りで結果はあちらをご覧下さい。
多摩川の土手は写真のように桜が満開で重い大きなレンズを担いで歩きまわるのは野暮と云うような眼差しで見られた。同好の士に出会い状況を聞きましたらカワセミが最近いないし夏鳥が来ず端境期でダメだと。鳥たちは子孫を増やす季節でのんびりとはしていないのだ。
結果としては汗を流しながら歩きまわった事が野暮でも体には良かったとしたい。


餅草や積む人もなく今日も過ぎ   枯沼


2012年4月9日月曜日

暑い日差し長い日脚

  
駅へ行く途中のお宅で今年もアケビの花が咲いた、昨年は9月ころまで実がなっていたが以降誰が取ったのか分からないが見られなくなった。その花を見ながら床屋へ出かけたが気温が急に上り暑くなって来た。昨日 までの風の冷たさが残っていたが太陽が上がるにつれて気温が急上昇し出掛けにはおったジャンパーが要らないし汗をかいている。
陽光の角度が少し高くなり日差しが強くなって来た、床屋の帰り道は頭の日焼け防止が必要だ。 
気がつくと日脚が長くなっており日照時間が12時間54分になった半日以上が昼間で外で仕事をする人にとっては稼ぎどきだし天日干しにも好都合だが雨戸のない我が家は早くから明るくなり睡眠不足になる季節でもある。


青ビワが突き出す空は春最中   枯沼

2012年4月8日日曜日

イースター・エッグ

今日はキリスト教では復活祭、ご承知のように十字架にかけられたキリストが三日目に蘇り天に上ったと言われる重要なお祭りです、この日にイースターエッグと呼ばれる絵付けや色染の卵を贈る風習が西洋にあるそうで今朝教会でいただいた。ゆで玉子に彩色しラベルを貼ったもので日曜学校の生徒さんが昨日作ってくれたそうです。イースターと卵とは直接関連は無いようですが興味の有る方はググって見てください。なにしろ古い昔の話ですからいろいろな話が入り交じっていて単純にコレガ本当ダと正確に言い当てられる話しはないと僕は思います。
異教徒から言えば人が殺されて生き返る、復活するなんてあり得ないだろうとなるでしょうから今日の話しはこれくらいに。


復活の絵卵もらいほほ緩む     枯沼

2012年4月7日土曜日

タラの芽

タラの木
浜田山の公園へツバメが巣材の泥を取りに来るところを見に行った、今までは未舗装の道路の水たまりでツバメが泥を集めているくらいにしか見ていなかった。ツバメが減る原因に水田が無くなり巣材が集められず、その結果巣が作れずツバメが減っている一因だと教えてくださった。
浜田山の水田へ行ったら多分ツバメが来ているだろうと出かけたら案の定頻繁に運んでいた、あの巣は完成するには何回往復しなければならないのだろうか大変なことだ。
次いでにタラの木を見に行ったら芽が出始めていた、もう少ししたら食べられる大きさになるだろう、この木は刺があって芽を取るのに苦労した覚えがある。




つばくろや左官屋真似て泥こねて   枯沼

2012年4月6日金曜日

何処も櫻

怪鳥現る
 
 

あんなに春が来ないの寒いのと言っていた人間が何処へ行っても櫻と人出だというからおかしい。
桜の花が咲いている場所で空き地か椅子があれば何処から湧いてきたのかと思うほど人がいて飲み食いしている。会社に備え付けのブルーシートがあるのだろうか勤め人風の若者が数人がかりで何枚も畳まれしばらたシートを公園へ運んでいく、まだ午前10時にもならない時刻だ、余裕のある企業なんて今頃あるはずもない、それが公園を覗いてみると一面場所取りし朝から寝転がったり、本を読んだりして確保した場所の番人をしている若者が結構いるがアルバイトだろうか、春とは云え風は冷たくてまともに当りつらい仕事だ。
公園は花が八分咲でほんのりと酒の匂いがしてくる、近所に住む鳥見の方々曰く酒が地面に染み込んでいるとか。 
僕は12日ころが満開と2月初旬に元同期の花見のフレを出してしまった、花吹雪の花見になってくれればよいが。
 
花見して眼福なれど老いわびし   枯沼


2012年4月5日木曜日

コブシがある

コブシ
このコブシは家の近所の公園で咲いていた花、青空を背景にやっと蕾が緩みだしたサクラが見える、何方かといったら北国の春的なコブシ。早い年は今頃、がんばろう 突き上げる空に、コブシがある・・・・と団結と書かれた鉢巻を締めて手を握りしめて歌った拳。花のコブシは秋に結実した赤い実が握り拳に似ているところから呼ばれている、赤い鉢巻を締めて春闘の集会の時に歌い腕を突き上げた拳の方がどちらかと言えばコブシの正統派だ。
今の時期にコブシとハクモクレンが同時に咲くので見分け方に困る、この写真では不鮮明だが萼の外側に小さな葉のような物があるのがコブシと教わった。


ビルの隙青空見えてコブシ咲く  枯沼



2012年4月4日水曜日

こわれた傘

ヤブレガサ
昨日の嵐はテレビで見ていたらものすごい風力だった、もちろん場所による差はあるけれど。
街中や駅周辺の映像では風圧で歩けずしゃがみこんだりひっくり返る人が見られた、その人々がさしている傘が意図も簡単に壊れることだ。最近は多くの人がにわか雨をしのぐ一回限り或いはその場限りの傘としてビニール傘を使うので簡単に壊れてしまう。先ほど散歩に神田上水を歩いたら壊れて捨てられた傘が20本以上あった、壊れたり不用になったら場所をかまわず捨てる事だ。これがビニールだから腐らず、そのまま放置されつづけ将来遺跡の中からビニールが発掘されるのではないか。公園でヤブレガサという植物を見つけた、昔の番傘が破れたものとそっくりだから名付けられたのだろう、この名前を付けた方はユーモアとセンスのある方だ。


誰しもが顔緩ませて桜見る   枯沼


2012年4月3日火曜日

不都合が

ニリンソウ

嵐が来ると夕べから予報されていたので今日は家でPCをデスクトップからノートに替える準備を計画し朝から始めた。外付けのハードディスクから必要なものをノートへコピーした、困ったのが年賀状の住所録でノートにはソフトが予めインストールされていてコピーした住所録が開けないのだ、建前上は種々のソフトが使える事にはなっているがファイルを開けるのを失敗したと説明が出て開かない。
半日ああでもない、こうでもないと時間を費やしてしまった。昼食後再開したがデスクトップが壊れたわけではなく僕のように動きが鈍くなっただけなので年賀状は時間をかけてゆっくり印刷するか、ノートの住所録ソフトへ新たに整理を兼ねて打ち込み直しをするか考えることにし移転作業自体止めて昼寝することにした。


カタクリや揃いお辞儀し律義者  枯沼


2012年4月2日月曜日

急に春が押し寄せた

木のうろに咲いたタチツボスミレ
早咲きの桜が満開、梅が散り始めたら気温が上昇して来て真冬のジャンパーのインナーを外しても寒くない、少し汗ばむくらいの陽気。鳥見に出かけても冬鳥が帰国し始めたのか常連だった鳥が見られずツグミが広場へ集合し始めている。人々の服装も少し薄着のようだし色調が華やいでいる。神田上水の桜のつぼみがだいぶ膨らみ今週末には開花するところまで来ている、公園では花が咲いていないが花を見た積りで飲み会をする若者が月曜日だがかなりいた、僕らは筵か茣蓙だったし飲んでいるものも種類が少なく清酒とビール限られていた、一番違うのはつまみが多様化しピザやフライドチキンがあることだ。
また食べかす、空いた容器の片づけをしない事も特徴ですな。

石垣の隙間埋めるは菫かな  枯沼

2012年4月1日日曜日

4月馬鹿

 
今朝からPCがうまく動かない、どうもgoogleの何かがおかしいのだが、何がどうおかしいのか、何処がおかしいのかさっぱりつかめない。とにかくまともに動かない、これを書いていても急にフリーズしたり前回使ったソフトへ戻ったりする。ウイルスを心配したが異常なしと診断される、夕方になりどうもgoogle chromeがなにやら悪さしているようだと分かりノートパソに切り替えて少しましになった、chromeは便利だけれど完成されたソフトではないのだろう。
今日は西洋では万愚節、現役時代は人を引掛けては喜んだが、家人は冗談が全く通じないからやる訳にいかない。
一日馬鹿にされたような気がする。


タンポポや校舎の隅独り占め   枯沼