昨秋那須塩原へ行ったときにトリカブトの写真を撮って来たがそのままになっていた。トリカブトはかなり強力な毒を持つ植物でアイヌ民族の人達はこれに他の毒性動植物を混ぜてクマを獲る毒矢に使っていたようだ。大麻は生えていると目の敵にされ栽培禁止になるが所々で見受けられ特に北海道にいた時にはしばしば見かけた。
ググってみると園芸種としてハナトリカブトが市販されているようで毒はブスとも呼ばれ漢方薬で使われているようだ。
トリカブトの語源は花の形が昔の男子の被り物 烏帽子に似ているからが由来だそうだが、この草は花の数が少なく草丈が低くてそれらしく見えない。
夜来雨春の兆しか布団はね 枯沼
http://www5e.biglobe.ne.jp/~lycoris/yadoku.html
3 件のコメント:
北海道では、その根を乾燥させた附子(ブス)とともに、子供でも知っている有名な毒でしたが、いまはどうでしょう。狂言の外題にもなって、一休さんの頓知話のタネになっているので、日本中で有名な代表的毒だったのでしょうね。
不美人(=ブス)の語源と言う人も居ますが、全くの俗説ですね。
上高地で撮ったことがあります。
種類が多いようですね。
ISI 様
北海道の子供さんは草叢に生えているトリカブトを気にしていました、或いは内地の人間に押し終えてくれていたのかもしれませんが。
毒草やミズバショウ、クレソン、西洋わさびが身の回りに生えていて簡単に取れる事に驚きました。
ター様
今回調べて種類が多い事を知りました。
トリカブトを使った殺人事件は確か信州でしたね。
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