立春にふさわしい上天気の昨日、多摩川の土手を鳥見していたら枯草をかき分けて探し物をしている母親と小学生がいた、母親の手には枯草の茎に産み付けられた卵塊が二個あった。どれくらいの高さに産み付けられているか聞くと25cm位だと云う、この辺の積雪も知らずに聞いた愚問だったが例年と同じくらいの高さだと母親が意図を解して先に教えてくれた。
毎年何個も集めて持ち帰りカマキリが孵ったら放すのだそうだ、すごい数ですよと自慢そうに母親が説明してくれた、僕も一度採って来て忘れていたらミジンコみたいな小さなカマキリの集団が出現し驚いた事がある。カマキリの卵塊は秋から冬にかけてそこらで見られたものだがミノムシやイラガの繭のように最近とんと見つけられない。
昨日の場所はカマキリ生息のスポットだそうです。
春立つと汗かき遊ぶ子ら影濃くて 枯沼
3 件のコメント:
ふーん、蟷螂の卵ねぇ・・・。こんな母親に育てられたお子達はきっと科学に興味を持つでしょうね。
私も子供が小学生の頃、机の上に無造作に置いたカマキリの卵の塊から、ある朝起きるとうじゃうじゃとカマキリが湧き出ていて仰天したことがありました。
遥か昔のことです。(遠い目
三四郎 様
孟母三遷でしょうか、門前の小僧習わぬ経を読むでしょうか、逆に食傷気味になり嫌がるかも。
nasubi 様
ある朝気が付いたら蜘蛛が机一杯に広がっていた事もありました、文字通り蜘蛛の子を散らす状態でしたが、その頃この例え話を知らなかった(笑)
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