2012年2月29日水曜日

閏二十九日


今年は閏年でした、予報通り朝から雪で午後3時ころにやみましたが10cmは積もったようです。
先日の雪が東京で見る最後の雪と思っていた方も多かった事でしょう、未だこれから降る可能性はあります、しかも水分の多いシャーベット状の雪。このような雪は雪かきが大変です、重いのでスコップで脇へ投げ捨てるにも腰が痛くなりかないません、まあ現在はアパート暮らしで雪掻きから免れています、東北の都市に住んでいた時に聞いた話ですが年を取り雪掻きが大変だから町に新しく出来た高層マンションへ移住する人が増えていると。
古川に居たときに鳥見のために山を買いたいと思った、金額的には手が出るが土地の方に相談したら冬の雪掻きをどうするのだ、絶対にダメだと言われたが確か閏29日に酒を飲みながらだったと思うが違ったかな。


春雪や今日は閏日五輪年   枯沼

2012年2月28日火曜日

ウメは咲いてました

浴風会中庭の満開の白梅
ご近所さん、駅へ行く道すがら、浴風会の庭などウメが満開となり芳香を振りまいている樹木もありまして通るのが楽しみ。ロウバイはどの木も芳香を振りまくがウメは香り高い木と全く匂いを振りまいてくれない木がありますね。一体その違いは何であろう、ウメと云っても紅白から始まり種々の種類のある事を一昨年行った湯河原の梅林で知った、しかし匂いについての解説は無かったように思う。江戸の梅の名所へ行ってみようと思うのだが寒いが先立ち足が向かない。


来る虫の数少なくて今日の梅    枯沼

2012年2月27日月曜日

何処かで春が

フキの花

ウメ以外に何か春の兆しがあるだろうと風に冷たさと棘が戻った今朝、近所をうろついてみた。
何処も植木屋が最近丁寧に手入れしてくださったのでやっと剪定された切り口が固まったような状態で春の兆しが切り取られてない。
これが回復するのは来年だろうと諦めかけていたら浴風会の生け垣にフキノトウが既に蕾をつけていた。
もう少し早く気付けばフキノトウとして納豆の薬味か味噌汁に散らして食べられたのに。
フキは雌雄異花でこれは雄と思うがもう少し伸びてくれないと僕には判断つきかねる。


もう出たと威厳示すや蕗の薹     枯沼 





2012年2月26日日曜日

旅に出たいが

震災の精神的影響で旅に出るのが怖くなった、行く先が震災があると予測されている場所だったり最近の4年以内に70%の確率で大震災の予測が出ているので旅行中に震災が起きたらとの心配も大きい。地震のトラウマが踏み切らせてくれないのだ。
台湾からお出でとお誘いを受け今月内に行くつもりだったしボルネオにももう一度行きたいし、もう一つ躊躇させているのは羽田発の深夜便とかエコノミー便がいつの間にか消えているのだ、これは深夜に着いても帰宅の脚が無いからだろう。
僕の旅行はエコノミーだからいつでもと云うわけにも行かずトラウマを払拭する治療の方が先か。


雛菓子や色鮮やかに早や売られ   枯沼

2012年2月25日土曜日

池の噴水

公園の池は溶存酸素量が少なく嫌気状態になり臭いが出たりアオコが発生したりします、それを防止するために噴水を何か所かに設けて池の水に空気が入るようにしています、その一か所が弁財天の境内から張り出した枝に水しぶきが当たり写真のように枝に苔が生えています。冬枯れの現在でも苔が枯れずに緑色のカバーを枝に巻きつけたようになっています。
この池の水は以前にも書きましたようにこれらの撹拌では空気、正確には酸素が不足してアオコが出ます、聞くところによると昨年も億近い費用で改善したようですが全く効果が上がっていません。
さて今年の夏はどうなりますやら。


噴水や春の陽反し元気よし   枯沼

2012年2月24日金曜日

空気が湿りました

今日一日らしいけれど今年初めての春の日。
本当に陽だまりでは暖かいし少し冷たい風が吹くが震える寒さでは無い、20日遅れでウメが開花したとかマスコミは春の話題を探して来て見せてくれる。
今日の暖かさは鳥見に最適、しかし常連しかいない、今頃居て良いはずの鳥が少なかったり見られないのだ。我が鼻の粘膜は昨日の雨のお蔭ですっきりし鼻水が出て来ませんし同じ青空でも一週間前は飛行機雲が見られない乾ききった青空だったのがきれいな飛行機雲を作って飛んで行きます。
やっと厳しい冬が移動し始めたようですね、梅でも桜でもかまいません満開の下で一杯やりたいですね皆の衆。


 春の日は独り鳥見の夢心地  枯沼



2012年2月23日木曜日

春がそこまで近づいてきたような


明け方から土砂降りの雨、冬と春とがせめぎ合っているような気がする。寒いと言っても一時の棘のある寒さでないし雨が降る事自体春の兆しだが出かけるにには何とも嫌な雨。午後から晴れると分かっていても昼飯を食べながら卒業五十周年記念クラス会の相談に出掛けざるを得なかった。一泊でやろうと云う意見、泊まりなら身体の都合もあるから駄目だ昼にしようなどと意見が出て来てe-mailでアンケートを取り決める事で開催日6月13日水曜日だけ決めて終わり。
半世紀の間に物故者もかなりの人数となり紅い頬をして青雲の志を持って入学した若人の何人が集まるのだろうか。


雨止むと外套脱いで春浴びる   枯沼

2012年2月22日水曜日

梅が満開でした

ウグイス

ウメ






                                                       

                                                                                                                                                            
昨日、公園の池の人工浮き島のアシにウグイスが餌を求めて来ていた、未だホーホケキョの練習もせずチャッチャッと鳴いて餌を探し回っているのみ、カイガラムシを食べているのか嘴に白い塊りをつけている事がある。
午後から善福寺川を下ってみたら一か所だけウメが満開、特別陽当たりが好かったり気温が高そうな気配もないけれど3mはあろうかと云う樹一杯に花を咲かせていた。
ウメにウグイスと云うけれどメジロも来ておらず静かに咲いており、このまま散っていくのだろう。


枯れ葦を揺らし鴬えさ求め   枯沼

2012年2月21日火曜日

築地明石町

築地の明石町へ出かけた、この一帯(地図のある場所)は明治初期に西洋文明が入って来てこの一帯が居留地となり現在ある古いミッション系大学がここから始まったり緯度経度の記念碑があったり極めて興味深い場所である、写真の地図をクリックしてみて頂ければお分かりと思う。
我が家の二人の子供はここにある聖路加病院で生まれている、これは社宅のあった場所が無医村であったためバスで一番近い病院へ通院したためで歴史とは関係ない。
築地と云う地名は明暦大火の残がいを運びつき固めて埋め立てたから付いた地名でさしずめ東日本大震災の残がいで埋め立てるのと同じであり、明治時代の明石町は最先端の情報基地だったのだろう。今は聖路加病院が大きなツインタワービルを建て昔の病院は面影だけ残っており、歩き回るとxxxxの旧跡とか記念石碑が見られるだけで実物は無い。
もう一つ鏑木清方さんの「築地明石町」と云う題名の切手にもなった絵が有名でした、今思い出しました。


大川も春の陽受けて騒くかな     枯沼

2012年2月20日月曜日

数寄屋橋の行列

ルリビタキ♂

幸運を呼ぶ青い鳥になりますか










今日午前東銀座に用事があり有楽町駅で降り晴海通りに出る為朝日新聞旧本社と旧日劇の間を抜けて歩道で出て驚いた、大半が男性だが年配の方が行列を作って整然と並んでいる、年金か増税反対のデモかと思ったが意思表示をするゼッケンや旗も無いし何だかくたびれた様子だった。数寄屋橋交差点の手前で行列が仕切られ、交番の裏手の方に行列と整理する人と最後尾の看板を持つ人などがいた。今日は大安吉日の大書した看板で気づいたが復興支援のジャンボ宝くじを買い求める人だった。それにしてもなぜ僕の様な男の人が多いのだろうか、まさか皆さん僕のように面の皮が突っ張っている訳でもないし家族から頼まれるのかな。


春めいて籤買う人に笑顔あり    枯沼

2012年2月19日日曜日

冬生きる蛾

フユシャクガの一種
鳥見をしていたら昆虫も見ている方がサワラ(?)の幹に止まっているフユシャクガの写真を撮られていたので僕も撮って来た。まだ一昨日の雪が日蔭では融けないというのにガがいるのだ、冬専門のガが何種類もいる事が調べて分かった。この花の少ない、また葉の少ない時節に生活している昆虫がいるとは、屋外で生活するほとんどの虫たちは卵か蛹で越冬しているはずで、老熟幼虫とか成虫で寒い寒いと物陰で震えているものもいないではないが。
このフユシャクガが全部かどうかは分からないが飲み食いをする口が無いとか、そうだろう捜しても食べ物が殆んど無いのだから口があっても役立たない。
このガは一体何のために生きているのだろう、何かこのフユシャクガがいるから生活出来る他の生き物がいるはずだが、それから何か役目があるはずだが。


未だ堅き蕾一面駅の梅    枯沼

http://www.jpmoth.org/~moth-love/fuyusyauzukan/fuyu.html

2012年2月18日土曜日

昨夜は雪のようでした

昨夜の雪

麦畑










昨夜10時過ぎに帰宅した娘に雪が降っているかと聞いたらポッポッと霙だと言った。
今朝起きて外を見ても視界の狭い我が家からは雪が降った形跡も見えなかった、晴天に連れ出されて鳥見に歩きだしたら日蔭の屋根や植え込みにうっすらと雪が見られた、日当たりの悪い処がはっきりと分かる残雪と云うか雪の名残りだった。
歩きすすみ麦畑を見に行ったらさすが日当たりがよい高台で雪は見当たらず麦踏をした足跡が残っていた。今日の風の冷たさは日差しが強いだけにこんな冷たい強い風が吹いてもいいのかと苦情が言えたら言いたい手もかじかむ冷たさ、鳥見も休日しか出来ないメンバーで常連はお休みだ、この寒さに出て来る年寄はいないだろう。


春雪の日蔭を示す白き帯    枯沼



2012年2月17日金曜日

久方の春の日に

今日は朝から日差しがあり如何にも春、暖かそうな陽光だ。これが曲者で南側の風の当たらない処であれば春の日を浴びて暖かいのだが風は未だ棘を持ち射してくる。カメラを持つ手は冷たくかじかんで来る。まさに光の春で外の空気まで暖かく猫は鼠を捕るのを忘れ僕は酒を飲むを忘れる春の気温では無い。春を探してもなかなか見つからない、冬を探した方が早くて一面冬景色であるが明るい陽光のみが春。もう約ひと月で春分だ日が経つのは早いが貯金箱が貯まるのは遅い。


春の陽が当たる木の芽は知らぬふり    枯沼




2012年2月16日木曜日

チャルメラの音

深夜前に家の前をチャルメラを吹いて屋台の支那蕎麦屋が売り歩いていた、夜更けになると遠くからチャルメラの音が聞こえていた。どうしてなんだろうか保健所の許可基準が厳しくて売り歩けないのか住宅の立て付けが良くなり外部の音が聞こえにくくなったのか、支那蕎麦を食べなくなり創作ラーメンを行列が出来ている店がみんなが美味しいと云うからそこで食べるなどの理由で食べなくなり商売にならなくなたのか。
今考えてみると現在の我が家で食べるとして売り声を聞いてアパートの玄関まで走り出ても通り過ぎていないだろう、そうだ住宅が複雑になり売り手も買い手もタイミングが悪くて商売が成立しないのが一番の理由だろう。
余談だがチャルメラのメロディーはハ長調でハモーニカを吹くとドレミーレド ミーレド ミレド ミレ で再現出来るはず。
そう云えば焼き芋屋も駅横に出ているのを見るが売り歩かない。




春なのに朝勇気だし起きる我   枯沼

2012年2月15日水曜日

しもやけ

僕は足に霜焼けが出来る、東北や北海道に勤務した時には出来なかったが鳥見を始めたら冬になるとひどい霜焼けでで足の指や踵付近に出来て紫色になるし夜風呂から出て布団に入ると痒くてたまらない。子供の頃にも手足の指に出来た記憶があるがあかぎれも出来ていたし皮膚病でも何でもありの終戦直後時代だったから無理からぬことと思っていたが70歳を過ぎてこれほどの霜焼けに悩まされるとは。
先日二人の鳥見仲間が手とか耳に霜焼けが出来てとぼやくのを聞いて僕だけではないのかと思った。
泌尿器の医者様は皮膚科兼業なので聞いたら血流が悪いのが原因でビタミンEを飲みなさいと処方してくれたが効いているように思えず毎晩かゆみに悩まされ軟膏を塗る。しかし血流が悪いから出来ると云う事は血の巡りが悪いことを意味する、血圧測定時に30,40台の脈拍が出て来るから間違いない。
ところで僕は頭も血の巡りが悪いがこれと関係あるのかな。




春来るとマンサク咲いて試験受け     枯沼

2012年2月14日火曜日

パスワードを忘れる

カンヒザクラの蜜を吸うメジロ(一昨年)
いま困っているのは、このPCを含めてg-mailのパスワードが数が増えてしまい時々忘れて新たに設定し直し更にこんがらがって来た。原因は記憶力の衰退で来るべき道を辿っているのか急坂の道を駆け下りているのかは今はわからないが下っているからだ。
これに加えてネッバンクのパスワードも変更を要求しているし同じパスワードの使い回しは某所では通じるが、そうはいかないし類似の前のパスワードはダメと云うところもあり乱数表から引き抜いたものでは脈絡が無く覚えていられない。
手帳にすべて書き留めて必要な時に見るのが一番だが、何処へ仕舞っておくかだ、野鳥が餌の隠し場所を忘れるように僕も忘れてしまい探し出すのに時間がかかり役立たない。
このパソコンへ仕舞いこんでおくのも手だがパソコンを開くパスワードを忘れたら急ぎの時に間に合わない、じゃどうすればよいのだろうか。
これからますます記憶力が悪くなるとパスワードが必要なものは使えなくなるが社会的問題になって来てクローズアップ現代に困っている老人Iさんとして登場しかねない。


モクレンは固い蕾で毛むくじゃら   枯沼


2012年2月13日月曜日

マスクをくれた

つぼみを全て剪定されたコブシ
午前中に医者様へ出かけ階下の薬局へ立ち寄った、月曜日の午前中なので混雑していた。
処方箋を渡して長椅子に座ると薬剤師が風邪が流行っているからマスクをしてくれと合成紙のマスクを渡した。見ると全員マスクをしているではないか、仕方なく僕もしたがメガネが曇るし効果が期待出来ないから歓迎出来ない、特にインフルエンザの原因であるウイルスを防げるか疑問だ。
マスクでウイルスをろ過して防御する事は不可能だろう、月面探検の宇宙服のようなマスクをしなければインフルエンザを防ぐことは出来ない、わざわざ配る目的は浮遊している埃を吸わないとか咳の大きな飛沫吸引防止だったら少しは効果がある事を期待しているのだろう。


楽しみな辛夷切られて拳挙ぐ       枯沼


2012年2月12日日曜日

梅は咲いたが桜は

紅梅
白梅

                                                                                                                                                                                         
                                    


15日に元勤務先の同期会を小石川後楽園で開催しようと計画していたが肝心の梅が咲いていない後楽園では趣が無いしインフルエンザが警戒レベルまで達している事もあり取りやめた。近所の梅の開花はどうだろうと数か所を見て回ったがほとんどがほころび始めたところだった。
しかし写真の梅は身代わり不動尊の境内の裏側にある梅園、もう二三分咲きと云ったところがだが寒さで花が痛んでいる。
かわいそうなのがカンザクラだ、一月初めに見た時は花が開き例年通りだと思っていたが、この寒さですっかり花が痛んで哀れな姿になっていた。
この新しく出来た身代わり不動尊はお金持ちなのだろう広い境内と梅の木を何本も植えた裏庭を持ち資産はすごいだろう、車の無事故のお祓いをしているがその門前で警察がネズミ取りをしていた。


やっと咲く遅刻したよな梅の花     枯沼

2012年2月11日土曜日

何処かで売っているのかな

フクジュソウ
今朝新聞を読んでいたら歯磨きの話しが掲載されていて「歯磨き粉」を使うとか使わないとか無精者に最適な一日に一度でも良いとか書かれていた。
僕は最近この新聞のように世の中に多分ありもしない、或いはもう一般的には見られない歯磨き粉が存在し通用しているのを不思議に思っている。歯磨き粉を知らない年代まで歯磨き粉と呼ぶ不思議、おいおいそれは「練り歯磨き」と呼ぶんだよとお節介に言いたい。
気が付いたら歯磨き粉が世の中から消えうせて久しい、なぜ消えてしまった製品の名前だけが残っているのだろうか気動車でも電車のような形をして走るものを電車と呼ぶが如きか。


梅園はラニーニャ来て静かなり      枯沼

2012年2月10日金曜日

出来ないなら飼わないで

コサギ
お犬様の糞を路上に放置する輩の多い事危うく踏みつけそうになる、最近の運動靴の底の形は複雑で細かく霜柱が融けた泥でも駅や電車を汚さないよう除去に大変なのです、それがましてや粘度のある物においておや。 先ほど買い物を頼まれてスーパーへ行った帰りに新しく出来たお宅が大きなステンレス製のごみ箱を置いていた、その蓋の取っ手の処に犬の糞は飼い主が自分で始末してくれ、ここへ捨てないでくれと朱書きの大きな張り紙がしてあった。
最近公衆道徳のレベルが下がったと感じているが自分で飼っている愛玩動物の糞の始末の一端を他人様へ押し付ける輩が増えており情けない。
きちんと始末出来ない人は動物を飼うな、動物は植物と違い必ず糞をする事くらい分かって飼うのだろう、公園のトイレでも犬の糞をポリ袋のまま便器に捨てるなと掃除する人が張り紙を出しているし他にも糞を置いて行くなとかここでさせるなとか世に苦情が多い、犬を散歩させている人を見ると颯爽とした服装の方が多く犬の糞の始末も出来ない生活をされているとは思えないし連れている犬はご自慢の種類だ。


春の日にまぶしき羽根のコサギいて    枯沼

2012年2月9日木曜日

卵塊を食べるコゲラ


卵塊をついばむコゲラ
公園のカンヒザクラの枝で人を恐れず夢中で何かをつついているコゲラがいた、何をしているのか近づいてみるとカマキりの卵塊らしき卵塊をつついて食べているのだ、夢中になる処を見ると余程おいしいのだろう五分間くらいつついて中身を食べてしまった。虫の少ないこの季節では貴重な蛋白源だったろう。コゲラは木を突いて虫を食べるのかと思っていたら昆虫の卵塊(たぶん)らしき木の外側にうみつけられている虫卵でも食べるのだ。


春の陽に頭輝くルリビタキ   枯沼

2012年2月8日水曜日

住所録の整理

満開となったしいビジューム
暖かくなりますと予報が出たが何処で違ったのか気温が上がらず昨日なんかは気温が上がらなかった言い訳をしていた。そのような訳で寒いから外出を止めて机の前で居眠りをしている、半日もコックリしていれば十分で、頂いた年賀状の住所とPCに入っている住所が合っているかチェックを始めた。そこで気が付いたのは大抵の方が郵便番号を入れながら都道府県から住所を記載している。
長い方はマンション名が入ると住所が二行になっている、これでは印刷するときにインクの消耗が増えるとケチな事に気づいて都道府県名を外す事にし住所の訂正や変更が必要な方から始めた。
実際どれくらいインクが節約可能なのか分からないが印刷速度が若干速くなり作業効率が違ってくるだろう。本来は市区町村名が記載されて無くても郵便番号さえしっかりとしていればよいはずだ。




蜘蛛の巣を探し飛び跳ねエナガ来る  枯沼

2012年2月7日火曜日

トリカブト

昨秋那須塩原へ行ったときにトリカブトの写真を撮って来たがそのままになっていた。トリカブトはかなり強力な毒を持つ植物でアイヌ民族の人達はこれに他の毒性動植物を混ぜてクマを獲る毒矢に使っていたようだ。大麻は生えていると目の敵にされ栽培禁止になるが所々で見受けられ特に北海道にいた時にはしばしば見かけた。
ググってみると園芸種としてハナトリカブトが市販されているようで毒はブスとも呼ばれ漢方薬で使われているようだ。
トリカブトの語源は花の形が昔の男子の被り物 烏帽子に似ているからが由来だそうだが、この草は花の数が少なく草丈が低くてそれらしく見えない。


夜来雨春の兆しか布団はね   枯沼



http://www5e.biglobe.ne.jp/~lycoris/yadoku.html

2012年2月6日月曜日

柿に赤い花咲く

冬枯れの枝で睨むモズ
久しき昔 と云う小学校唱歌は 思いで と云う別の題名があるようだ。僕はこの曲(ロングロンゴアゴー)の歌詞を不思議に思い続けていた、なぜ柿に赤い花咲く いつかのあの家・・・ 柿に赤い花なんか咲かないぞ、おかしいなとつい最近まで思っていた。それが調べてみると 垣に赤い花 が咲くのだった。このような音で聞いて漢字を想像する場合に自分の知識や経験の範囲で想像するから普段垣根と使うので垣と思い至らなかった幼い時代の想像をそのまま思い続けて来たのだ。
そこで何らかの手段で疑問を正せばよかったのだが無精で覇気が無い僕には無理な話し。
京都大原三千院恋に疲れた女が一人・・・京都大阪三千里と思っていた方もお出でで地球一周して京都から大阪へ母を尋ねる見たいな話もあります。


武蔵の絵想起させるや冬のモズ   枯沼


2012年2月5日日曜日

カマキリの卵

立春にふさわしい上天気の昨日、多摩川の土手を鳥見していたら枯草をかき分けて探し物をしている母親と小学生がいた、母親の手には枯草の茎に産み付けられた卵塊が二個あった。どれくらいの高さに産み付けられているか聞くと25cm位だと云う、この辺の積雪も知らずに聞いた愚問だったが例年と同じくらいの高さだと母親が意図を解して先に教えてくれた。
毎年何個も集めて持ち帰りカマキリが孵ったら放すのだそうだ、すごい数ですよと自慢そうに母親が説明してくれた、僕も一度採って来て忘れていたらミジンコみたいな小さなカマキリの集団が出現し驚いた事がある。カマキリの卵塊は秋から冬にかけてそこらで見られたものだがミノムシやイラガの繭のように最近とんと見つけられない。
昨日の場所はカマキリ生息のスポットだそうです。


春立つと汗かき遊ぶ子ら影濃くて   枯沼

2012年2月4日土曜日

立春と卵

昼食にゆで卵を食べていて思い出した、それは小学校の級友が立春に生卵が立つと言い出しそれは何故かと担任の先生に質問したと思う。それからの経緯は思い出せないが立春に卵がなぜ立つか僕の記憶している理由は一年で一番寒い時季だから卵が殻の中で収縮しているから安定性が好く均衡がとりやすいからと聞いた。
それから暫らくしてコロンブスの卵の話しも聞いたが立春に生卵が立てやすいと信じて来たがこれを書くに当りググってみたら物理学の大先生を巻き込んだ有名な話がある事を知ったし話しの根拠は中国の古い言い伝えらしい。


僕も立春に卵が立つか試してみた、そうしたら写真の如く立てる事が出来た、要した時間は一瞬だった。
諸説を読むと生卵は立春に関係なくいつでも立てる事が出来るようだ。

http://www.geocities.jp/whhxj855/risshun.htm


鬼打ちの豆拾い出す朝の居間    枯沼


2個目のゆで卵を食べる前に食卓に押し付けたら立ちました。

2012年2月3日金曜日

我が家は0℃でした

日本列島の90%の地域で今朝の気温が零下に下がったと夕刊に掲載されていた、一番下がったのは昼のニュースではー32.9℃北海道歌登町、この町は僕が勤務した工場のある町の東隣にある町で何れも酪農が主産業。
我が家は午前7時で0℃でしたが歌登の今朝の気温は冷凍庫へ入った庫内温度と同じで魚や肉が貯蔵されています。0℃は寒いと感じますが零下20℃を過ぎると寒いより刺すような痛さを僕は感じました、そしてシャキッとした寒さでした。
この町に勤務した時真冬に東京へ出張したら寒い事寒い事、特に家の中の温度が低いので寒かった事を思い出します、北海道では大きな石炭ストーブをガンガン焚いて家中の凍結を防いでいましたから。


零度指す赤い帯冴え息白く    枯沼

2012年2月2日木曜日

今年も咲かせました

花柄にある蜜

25年以上咲き続けるシンビジューム
今年も咲いたと云うと家人が私が丹精でしょと云うだろう、僕は咲いた花の写真をデジカメで撮るだけで全て家人の成果である。
 このランも辛抱強い山形の「おしん」なのか山形でご近所から頂いたのが毎年幾つも花をつけ冬の花の無い時期になごませてくれる。
余談だが花が咲くと必ず花柄などに甘い蜜が出て来る、先祖が熱帯にいた時に開花すると蜜を出して多分昆虫であろう花粉を媒介してくれる動物を誘った名残か、或いは別に意味があるのか知りたいものだ。
 
空凍てて生まれる星やビッグバン   枯沼

2012年2月1日水曜日

春の兆し

オオイヌノフグリ

ホトケノザ
K公園の雑草を眺めながら歩いていたらオオイヌノフグリ、ホトケノザ(?)を見つけた、公園の入り口の植木屋の畑ではロウバイが満開。今日から2月もう梅がほころんでもよいはずだが目下開花した梅の木を見た事が無い。
春の兆しはあるのだが気温が低く風に棘がある昨今だ、陽光から見ると非常に明るくあたかも春が来たように感じられるが外へ出てみると風が冷たく、さすが娑婆の風は冷たいぜ。
4日の立春以降、本当に気温が上がって来てくれると嬉しいのだが。
はーるよこい、はーるよこい、歩き始めたミーちゃんがおんもへ出たいと待っている・・・・


草原は春の兆しと冬がいて    枯沼