2012年1月6日金曜日

新春吉例横浜港寄席


今日のお題(演目)









昨年暮れ神田の蕎麦屋へ集まった時に画伯がご贔屓にしている権太楼師匠から今日横浜賑わい座に出る事を聞き、毎年ここで新年会をしている面々が噺を聞きに行った。
開演まで40分はあろうと言うのに80%は老人が既に前の方の噺がよく聞こえるところには座っている、某所に用事があるのか開演中も席を立つ方が多かった。
演目は噺家が高座に上がってから気分で決めるから始まるまで何をやるか分からない、終わると廊下にお題として貼りだされる、正月は演者の新春興行でご祝儀稼ぎでろくな芸は無いけれど権太楼さんは力を入れていた、先代小さん師匠がこれをやるのを聞いたが彼の方が酒の飲み方の表情や次第に酔って行く過程が上手かったが権太楼さんは状況描写が熱演だった。
終わってからそのまま帰る面々ではないので場内の熱気を近所の居酒屋へ持ち込んで落語談義と画伯の独演を聞いた初春の半日だった。


初春の寄席年寄の寄る処 枯沼

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