2011年8月28日日曜日

クズ

クズの花が咲いた。
クズは工場の裏手の空き地や土手に縦横無尽に伸びて草刈の時に苦労させられた、何しろ茎の丈夫な雑草でこれから葛粉が採れるとは信じられなかった。秋にはが枯れる頃に茎は丈夫な紐として使えるようになった、子供の頃に農家の人が薪を売りに来たときに縛ってあったのが葛の茎だったような気がするが曖昧だ。とにかく丈夫で草が生い茂った人があまり通らない川の堤防を歩いた時に足を取られた事が何回もあったが決して切れず僕が転んだ。
随分前に今は葛を取る意外無視されているが将来はクズデンプン以外に葉や茎の成長力を利用してバイオエネルギーの主原料になると書いた方がいたが未だ陽の目を見ていないようだ。


久方の強い日差しや空は秋       枯沼


3 件のコメント:

zenzii さんのコメント...

くず7の葉は、馬が好んで食べましたね
刈り取りもツルの元をたぐれば良いので便利だった。でもクズを取った覚えがありませんがツルは縄代わりによく使いました。どこででも見ると言うことは生命両区が強いのでしょうね。

あべちゃん さんのコメント...

散歩の途中の土手でこれに似た花見かけます。
どうやったら、葛が取れるのですか?

さんのコメント...

1.zenzii 様

 農家が家畜を飼っている頃は川の土手で草刈りをしていましたね、馬が好むのはなにか美味しい味がしたのでしょうか。やはり縄替わりに使っていたのですね名古屋近郊と同じです。

2.あべちゃん 様

 クズが地下の芋に澱粉を貯めて行く、これがなかなか貯まらないようでして、吉野葛の会社の方に聞きましたら地下2mくらい掘るそうで現在では山奥でも見つからないようです。川の土手に雑草として生えるのを掘り起こす訳にも行かず、又貯蔵年数が浅いので芋が小さいそうです。現在は中国の山奥から掘ってくるようですが先に葛根湯の原料になるようですから純粋の葛湯を飲むことは大変なようです。